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#71 可愛がられる子の後ろには優秀な親有り

先日のnote【#70 子供の為なら】

の中で紹介した現日本代表として活躍している選手の親父さんでもあり少年柔道指導者でもある三兄弟の親父ツイートを自分視点で少し深掘りしてみたいと思う。

三兄弟の親父ツイート

これはどの競技や勉強、毎日の生活でも言える事だと思うが優秀な子供の後ろには優秀な親有り。と言う事。

柔道に例えてみる。

頑張っている子供達、結果を残している子供達の後ろには必ずと言っていい程、熱心な親がいる。

保護者からしたら練習への送迎だけでも一仕事だと言う事はよく分かっている。
道場を立ち上げる前、別の道場に我が子を通わせて頂いていた時、片道1時間掛かっていた。
それはそれは一仕事。
必ず何かを犠牲にしなくてはならない。

だからこそ家事や他の用事の時間をズラしてでも子供達を道場に送り届けた後、自分も練習を見学して親目線で感じた事を帰りの車内で話す事が重要。
これは親が柔道未経験でもできる。

そこまでして子供達を練習に送り出しているのに、子供達が、その日の練習でチンタラしてたら腹も立つし練習で手を抜いていたら頭にもくる。
当然の事。

そんな事を子供と話す事が重要だし、それが成長のカギだと思っている。

指導者や親が見ていれば頑張る子がいる事も事実。
それはそれで問題だが親が見ていれば頑張るのなら暫くの間、親が見てればいい。
話はそこからだと思っている。

子供達が、こうなりたい!
親が子供に、こうなって欲しい!

それは個人個人で違うと思うが、その親子での目標設定はとても大切である。

それが道場内の誰々に勝ちたい!
そんな小さな設定で良い。

少年柔道の期間って気付けばアッと言う間に終わると最近つくづく感じる。

少年柔道の良い所って親子で目標に向かって共に突き進む時間を共有できる事であり、柔道を通して会話が出来、柔道を通して家族が一つになれる事。
これに尽きると思う。


負けて家族で悔しがり家族で会話を重ね、家族でまた次の挑戦。
そしてまた負ける。
たまに勝つ。
この繰り返し、積み重ねで少しずつ成長する。

そして柔道が強くなる事よりも、この経験から心と身体が強くなり何度躓いても立ち上がれる様になる事。

それこそが後に気付く事になるであろう貴重な経験なはず。


大人になってくると何をすれば躓くが分かってくるから躓く事が極端に少なくなる。
これは成長の妨げなのかな。と最近、思っている。

そろそろ自分から躓きにいこう。


刈谷の現場からは以上でーす✌️



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