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10.26 壁打ちの会 #001 のすくん 1回目 

こんばんは。
WORLD CAFE by まちの企画室
副部長のシバタです。

10月26日に開催された、
壁打ちの会、エントリ#001 のすくんの
内容を紹介します。

壁打ちの会は
メンター(壁打ち相手)である丸山部長が
これまでの数々の事業を成功に導いた経験に
基づいて作成された「mmm (Maruyama Marketing Method)」に沿って展開されます。
「mmm」の1つである事業プランシートをエントリー者が埋め、初めは荒削りでも数ヶ月に渡り壁打ちを行い完成させる事で、事業構築の根幹となる基礎部分を固め、現実的な事業実現へと伴走すると言うもです。


今回は、
トップバッターである
#001 のすくんの壁打ちの会で披露された
事業プランシートを一部公開しつつ、丸山部長との壁打ち内容、そして応援者からの質疑応答、そして壁打ち後の丸山部長とのやりとりまで紹介いたします。


では、早速事業プランシートからどうぞ。

【丸山部長、参加された応援者からの助言、質問】

丸山部長:
のすくんの場合は、目的設定を改めてしっかりと設定する必要があります。
周囲の人から頼まれて、ちょっとやることは誰でもできるので、
周囲の人ではない、遠いところまで届けるにはどうしたらいいかを考えなくてはいけない。
更に言うと、この手のマーケットはすでにレッドオーシャンであり今後も、増え続ける市場であること。
加えて競合相手に大手起業も入ってくるので個人で開拓していくにはかなり厳しい状況であると言えます。
なので、現在ある近場の人たちの需要は一旦リセットして考え、更に自分の知らない人たちに何を誰に売るのか?
これは次回までの宿題ですね。

(応援者)浅井さん:
AI機能を盛り込んだサービス提案をすれば、差別化できるのではないか?

丸山部長:
それも一つかもしれませんが、それも「mmm」的には「手段」に当たります。もっともっとのすくんの場合はもっともっとスタートラインに立って考える必要があります。
この機会に、いろんな人のアイディアを借りて、アイディアの壁打ちをやってみるといいかもしれないですね。


と、この日の、
壁打ちはここまでとなりました。

この日以降ののすくんと丸山部長の
やりとりです


のすくん:
メインを受託開発から自社サービス(自社開発)として開発する会社にしようと思います。
サブで受託開発にします。

目的の部分としてアナログ、デジタル化できてない事業者のDXを支援するシステム会員管理にプラスしてイベントなどの管理までをも担えるアプリにしようと思ってます。

現在開発中のダンス管理アプリをリリースし
そのアプリを元に汎用的な会員管理、出欠管理、決済管理などの事業者の無駄な作業をデジタル化するアプリを開発する。

テスト運用しながらサブスクビジネスにする。
会員アプリの競合は存在するが何かの業界(ダンスなどの娯楽系、音楽)特化はないのでそうしたエンタメ的な業界特化の会員管理アプリを開発する。
規模感も会員規模数を絞り【大手が参入しない且つギリギリ事業者側でも頑張れるけどシステムがあるといいなと思う事業者】に絞ろうと考えてます。規模感としては50〜300人規模といったところです。

なので、受託で色々引き受ける形態から変更し自社で業界特化型の会員管理アプリを作り利用権利をサブスクで展開するようにして、アプリの所有権は自分で利用料金をいただくような形にしようと思ってます。
似たような会社ではhacomono、会費ペイ、dekitaなどの企業があるので参考にしていこうと思います。

丸山部長:
まず、事業プランの軸を、当初の「受託開発」から「自社開発サービスの提供」にシフトしたという大きい決断ですが、受託開発の場合はレッドオーシャンでその中での競合他社との差別化や優位性がなかなか見出しにくいという点から、自社開発サービスの提供に変更したという経緯かなと思います。
ただしそのフィールドもそれはそれでブルーオーシャンでもなく(海が少し違うだけで同様にレッドではある。)、おそらくそれなりに強い競合は既に多々存在していると思うので、その中でどのように戦うかを決める必要があります。

具体的には、、
目的の部分、→(アナログ、デジタル化できてない事業者のDXを支援するシステム)
この狙いどころは大枠としての方向性も具体的で良いと思います。

その上で、その目的を達成するための具体的な戦略が求められます。
戦略=つまり、「誰のための何なのか」
whoとwhatです。

それで言うと、のすくんの狙いとして、
現在は超アナログで困りごとが多々あり、少し前からデジタル化の必要性を強く認識できているものの、デジタルには疎くて結果なかなか手が出せていない「教室運営系事業者」という、具体的なターゲット像が浮かびます。
ちなみにターゲットの話では、上記設定は「顧客」にあたります。
顧客は狭くなくて良いし、自社のお客様になり得る範囲といて少し広いくらいの設定で良いです。
その上でダンス教室や音楽など、業界特化という絞りや、【大手が参入しない且つギリギリ事業者側でも頑張れるけどシステムがあるといいなと思う事業者】というような設定が「コアターゲット」となります。
コアターゲットの設定は上記のジャンル的な絞りや規模的な絞りとも限りません。
違う切り口でも考えてみると良いかもしれません。

なので、おおよそwhoまでは良いのかなと思うので、what(提供価値)の設定が最終的に重要です。そのターゲットは具体的にどんな課題感があって、のす君はそのソリューション(解決方法)としてどんな価値を提供すべきか?
競合他社と比べ、優位性、独自性、差別化などのポイントも重要です。
それらの解像度を高めていくことが次に必要かと思います。そしてhow(手段・手法)の話はその後に詰めるでいきましょう。
サブスクなどの料金や提供スタイルの話はhowですね。
以上、参考にどうぞ。

のすくん:
ありがとうございます。
これを元に事業プランシートも再作成します。


のすくん、
丸山部長とのやりとりはここまでです。

一見、やりたい事が定まっていたように感じたのすさんでも「mmm」的には、もっともっとスタートラインに立って考える必要があったのですね…

確かに、シバタも現在個人事業主でファッションアイテムの制作から販売まで行っていますが、
自分の友人など周囲の人たちのニーズに届けるのは難しくないのですが、
それだとやはり、事業として成り立つわけではないのですよね…
なるほど…
とても勉強になります。

そして、
前回の壁打ちからのすくん自身も
課題に丁寧に向き合い、
方向転換を決めたようですね。

そんなのすさんの2回目の壁打ちは
11月10日(金曜日)に開催されます。

【詳細】
日程:11 月 10 日(金)
時間:18:30~開場、19:15~スタート
会場:ノクチラボ(神奈川県川崎市高津区溝口 3 丁目 3-8)
参加費:一般 1,500 円/1drink
    29 歳以下 1,000 円/1drink
学生 無料(25 歳以下大学生、専門学生は含まれます)

↓↓参加希望の方は下記調整さんから↓↓
https://chouseisan.com/s?h=636b12ed31a04901b83a6c4b8803aad2


以上、
副部長シバタでした。

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