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#695 退路を断つ

ナポレオンは死を覚悟して戦うために、副官に命じて自らが渡ってきた橋を焼かせた。偉大な征服者ジュリアス・シーザーや、無敵の海賊バイキングも、陸地に到着すれば、自分たちの船に火をかけた。彼らは、逃げ道をふさいで退路を断ってこそ、必死で戦い、勝利を得られることを知っていたからだ。

「後回し」にしない技術

背水の陣
切羽詰まっていて、もう一歩も後にはひけないぎりぎりの状況。また、そうした状況に身を置いて、必死に物事に取り組むこと。川を背にしたところに陣を敷き、退却できないようにして必死に戦う。

自分自身を逃げられない環境に追い込む。
戻れる場所があるとどうしても甘えてしまう。

逃げられない環境を
気持ちでなんとかするのではなく、
システムでつくりたい。

背水の陣を張って戦う人と、
こっそり退路をつくっておく人。
この覚悟の差が勝敗を分ける。

甘えは命取り。
退路を断つ覚悟。

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