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#501 数をこなす

「芸術家のピカソが、なんで天才と称され、世界中で尊敬されているのかわかるか? 多作だからだ。ピカソが後世にまで語り継がれているのは、作品の素晴らしさはもちろんだけど、作品を量産しまくって、世に残したからだ」 秋元さんは、そのような話をされた。僕はなるほど! と、納得した。 ピカソを目指しているわけではないけれど、多くの人にメッセージを伝え、永く残していくためには、とにかくたくさん書かなければダメなのだ。 堀江貴文

『やりきる力』

ピカソは生涯で
14万7,800点もの作品を
つくったとされている。

計算上、一日平均5作品だそうだ。
その数の多さに圧倒される。

有名な作品ばかりがピックアップされるが、
そうではないということ。

量より質とよく言われるが、
量をやらずに質は向上しない。

打席に立つ回数をとにかく増やす。
打席に立つから、次の課題が見えてくる。

才能ある人間がこれだけ数をこなしている。
凡人こそ数を意識してもよいのではないか。

続けることに何の意味があるのか?
いや、続けた先に意味があるのではないか。


「ピカソの30秒」
彼女はピカソの大ファンで、
絵を描いて欲しいという。

ピカソは、さらさらと絵を描き上げた。
婦人いくらなら絵を譲ってもらえるか尋ねた。
ピカソはこう言った。

「このスケッチは100万ドルです」

婦人は驚いた。
たった30秒で描いた絵が、
どうして100万ドルもするのか?
するとピカソはこう答えた。

「いいえ、30秒ではありません。私は、これまでに30年もの研鑽を積んできた。だから、この絵を描くのにかかった時間は、30年と30秒だ。」



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