音楽のジャンルって必要_

音楽のジャンルって必要?

頻繁に議論されるこのテーマ「音楽のジャンルは必要か?」に関して、結論から言えば、私個人的には「とても重要であり必要である」と考えています。

もちろん「音楽をジャンルに当てはめるなんてナンセンスだ!」と言う方々のお気持ちも十分理解できますし、作り手としてはそれに対しても同感なのですが、「ジャンル」の必要不必要を考えるにあたっては
「誰にとって必要なのか」を考えてみる事が大切なのではないかと思います。

例えば「聞いた事のないアーティストの聞いた事のない曲」があったとして「アーティスト名・アーティスト写真・曲タイトル」だけの情報しかない場合
・CDショップで陳列されているCD
・Youtubeなどでサムネイル表示されている動画

などが代表例かと思いますが
これだけしか情報が無い状態で、仮に聞いてみたとして
「あまり好みではなかった」状況が生まれてしまう事もあるでしょう。

その「あまり好みではなかった」経験がいくつも積み重なってしまえば、音楽を探す事自体を敬遠するようになってしまっても、おかしくないのではないかと思います。

音楽のジャンルがあった方が良い場合

「食べた事のない料理を初めて行く店で食べる時」
せめて、そのお店が「何料理屋さん」なのかを知りたい様に
「聞いた事のない音楽を初めて聞こうとする時」
その曲は「どんなジャンル」なのかを知る事ができれば
上記したような「あまり好みではなかった」経験を少なくする事が出来るかもしれません。

作り手として、あくまで理想ではありますが
・自分にしか作れなかった音楽
・誰かの真似ではない音楽

そう言った想いを常に持ちながら創作活動をしていて、だからこそジャンルに括られてしまう事がもどかしくもあります。

けれども、ここからは個人的見解でもありますが、音楽は
「聞いてくれる人が居てはじめて成立する芸術」

だとすれば、一人でも多くのリスナーに自分の曲を見つけて聞いてもらえるよう「過不足のないジャンル付け」をして行く事が、作り手としてとても重要なのではないかと思う次第でございます。

最後までご覧頂きありがとうございました。
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シバっさんtwitter @shibassan_dtm


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