【インド旅行記】マニプール（ニ日目）
昨日あらゆる場面で民族紛争中である現地の恐怖を体験し、早速ながら退散を決めました。今日の昼1時出発の乗合タクシー（ウィンガー）に乗って再びコヒマに戻ります。それまでに行ける範囲でインパールを観光します！
まず早速やってきたのはインパールの街の中心地にある一大観光地、カングラ・フォート。昔メイテイ族がマニプールを支配していた時代に作られた宮殿です。当然のようにインド人観光客料金の20ルピーを払って中へ。敷地はかなり広く、広大な庭や芝生などが広がっています。
川のせせらぎや鳥のさえずりだけが聞こえる、とても平和的な雰囲気です。超居心地よし。最高の朝散歩です。
他にもメイテイ族の文化を垣間見ることができる建造物がありました。東南アジアにルーツを持つメイテイ族らしく、他のインドでは見られない特徴的な文化です。
カングラ・フォート内に流れる平和な雰囲気に、実は自分が過剰に恐れているだけで、本当は別に危ない街じゃないんではないかとふと思いました。そう思いながら平和な風景の写真を撮っていると、セキュリティガードの女性がこちらに向かって大声で叫んできます。
「今私の写真を撮っただろ！消せ！！！フォルダーを見せろ！！」
結局フォルダーを見せて撮っていないことを確認してもらい、解放されました。もちろんその女性も銃を所持しています。やっぱインパール怖い！！！帰る！！！（笑）
そそくさとカングラ・フォートを後にして、朝食兼昼食を食べに行くことに。場所はインパールで最も評判のメイテイ料理店「Luxmi Kitchen」。フィッシュターリーを注文。
このズラリ並ぶカレー類がたまりません！！！計10種類！そしてさすが名店だけあってどのカレーもめちゃくちゃクオリティが高い。ここ最近食べた中では頭ひとつ抜けてた印象です。特筆すべきはやはりフィッシュ。2種類（右から2番目と6番目）あるのですが、どちらもホロッホロです。ご飯もお代わりしまくりました！ターリー万歳！！
そして乗合タクシー乗り場へ行き、コヒマ行きのウィンガーに乗って帰りました。道中何度も車を止められて荷物検査や身分証明書の提示を求められたり、劣悪な道路環境による交通渋滞に巻き込まれたり、コヒマ到着したのは約8時間後の夜9時。マジしんどい。。
とりあえずマニプールについて今言えることは、元々は平和な街であるということ！カングラ・フォートの雰囲気の良さやイママーケットでのおばちゃん達の温かさでそれは実感できました。ただ今はタイミングが悪すぎた。それに尽きます。
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