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【洋画】アルマゲドン(1998) 

監督:マイケル・ベイ
出演:ブルース・ウィリス、ベン・アルフレック、リヴ・タイラー、マイケル・クラーク・ダンカンなど
上映時間:2時間30分

今回が初鑑賞。ロンドンハーツの「ラブマゲドン」は昔よく見ていたのですが、内容は全然違いました(笑)。

この作品中はとにかくブルース・ウィリスに尽きます!主人公のハリーはまさにブルース・ウィリスのために用意されたかのようなキャラクターです。仕事ができて、男らしくて、表現が不器用だけど娘を心から愛している。

特にクライマックスのシーンは切にブルース・ウィリスで良かったなーと思えます。なんならあのシーンのために、監督は彼にハリー役をオファーしたんじゃないかと思います。それぐらいブルース・ウィリスがハリーという役にハマっており、見事に命を吹き込んでいます。

ブルース・ウィリスのすごいところは演技力とかそういう類のものではなく、人間力にあると思っています。
いや正直ブルース・ウィリスの人間性なんて僕はもちろん知らないのですが、さぞたくさんの苦しい経験を乗り越えてきたのだと思います。じゃないとあのようなオーラは纏うことができません。

逆に言えば人生何も考えずにのほほんと生きている奴には、あのスケールの大きい役がこなせるわけがないのですから(ex.僕)。
そういった素の人間力まで含めての俳優力だと僕は考えています。

ストーリーもめちゃくちゃ王道ではあるのですが、障壁は大きくてしっかりとハラハラさせてくれます。困難を乗り越えたときの感動もひとしおです。
音楽も物語のスケールを大きくするのに一役買っていました。

隕石採掘隊のメンバーもそれぞれの個性やヒストリーがあっておもしろかったです。キャストの中で特に気になったのはベアー役のマイケル・クラーク・ダンカン。「グリーン・マイル」のあの人です。アルマゲドンも出てたんや。物語にいいアクセントを与えていました。そして体つきがエグかったです。

「アルマゲドン」は王道だけどしっかり泣ける、そんな映画でした。そしてその基盤を支えているのはブルース・ウィリス。彼の俳優力が物語に説得力を与え、SFで欠如しがちなリアリティも見事に補っています。

あと見終わった後小一時間はコレを口ずさんでしまいますねー。


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