見出し画像

【インド旅行記】ブバネーシュワル(一日目)

プネーから、オリッサ州の州都ブバネーシュワルにやって来ました。本日の夜9時のバスでコルカタに向かうので、それまで市内散策です。

とはいえども、熱中症の後遺症でまだ少し頭痛が残っており、あまり派手に動き回ることはできません。とりあえず11時半に到着し、早速モールへ出かけます。エアコンが効いていて綺麗でご飯屋もありトイレも清潔、インドではとかく疲れたらモールに行くに限ります!

とりあえず最上階のフードコートのバーガーキングでソフトクリームを注文。25ルピー(40円)。涼しく快適なフードコートで格安ソフトを食べる、これがインドの貧乏避暑術です!

この時点でまだ12時半。外に出たら酷暑でまた熱中症が再発しかねないので、とかく涼しい場所で時間を潰すことに。そうなるとベストの選択肢は映画鑑賞!大きなモールにはもれなく映画館が併設されています。調べると現在評判作の「Srikanth」が1時からやっています。上映時間は2時間ちょいで、プラス途中休憩もあるので終わる頃には3時半すぎになり、だいぶ時間を費やせます。

チケット代200ルピー(約385円)を買い入館します。しかしちょっとした誤算が。スクリーンがエアコン効きまくりで極寒です(笑)。これはわりとインドではあるあるですが、にしても寒い。まだ完治していないお腹が危険です。なんとかバッグや帽子で腹を寒さからガードしながら鑑賞しました。映画はおもしろかった!ただ英語字幕なしで細かなセリフは理解できなかったので、改めてネトフリで観ようと思います!

観終わってちょうど4時前。おやつがてらバーガーキングでポテトを食べ、モールを後に。19時半から夕食を食べバス停に向かうので、それまでの約3時間、コーヒーショップで過ごします。せっかくなのでインド産のコーヒーが飲めるローカル店「Koraput Coffee」に向かいます。がしかし、まさかの臨時休業。まったくツイていません泣

店を変更し、近くの巨大モール(さっきのとは別)にあるスタバに入ります。アメリカーノのショートサイズで210ルピー(約400円)。スタバはインドでも高いです〜。しかし程よい空き具合で本を読んだりしながらゆっくり過ごせました!

そして19時半、ついに本日のメインイベント夕食です!アジアハンター小林氏推薦の「Odisha Hotel」。カシマンソアルージョールを注文。正直何だかよく分かっていなかったのですが、東インド式のマトン&ポテトカレーとのこと。ついでに勧められたパパド(おせんべい的なお菓子)も注文。

カシマンソアルージョール(400ルピー)

まずこの真鍮の食器がたまりません。伝統的で高級な雰囲気を演出してくれます。まずはパパドから一口…うまっ。見た目からそうなのですが、通常のパパドの3倍ほどの厚みがあります。その厚みが生み出す特別な食感、味付けもシンプルかつ美味い。これはカレーも期待できそうです。

続いてマトンカレーをいただきます…アカンす、激ウマです。ナニコレ?マトンが信じられないぐらい柔らかい。マジでどれだけ煮込んだらこうなるんや?トロトロすぎて口の中で溶けていくような感覚。これは過去一のマトンかも。後に調べたらメニュー名の「カシ」が去勢山羊のことで、去勢により肉質が柔らかくなっているそう。

カレーも辛味はあるものの程よく、上品かつ精巧です。じゃがいもは皮ごと入っているのですが、めちゃくちゃ新鮮で寧ろ皮がいい食感を生み出しています。神保町の欧風カレーの名店「ボンディ」のお通しのじゃがいもを思い出す美味しさ。とにかく超美味いってことです!

このために一日胃袋を休ませておいて正解でした。なんとか食べ切り大満足で店を後にし、無事にバスにも乗車できて、次なる都市コルカタに向かうのでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?