草食系男子に教えられたこと ②
曹操には卞氏との間に曹丕と曹植の息子があり、詩才に恵まれた曹植は特に期待をかけられていた。父の没後兄に追い詰められ七歩詩で華麗に難局を切り抜けた逸話は有名である。兄曹丕を陰でサポートしたのは『待てこれは孔明の罠だ』でお馴染みの老獪で用心深い司馬懿仲達だ。それもあってか魏の皇帝の座には順当に曹丕がついた。乱世の奸雄曹操も息子曹植の文才に期待して可愛がったものの小賢しい楊脩(鶏肋のエピソード参照)の入れ知恵があったと知り結局はわが子を見限ったという。このようなトップが君臨する世にあっては目立たず騒がず余計な発言を慎しんだ司馬懿のサバイバル術こそ勝利への道だった。
さて、そうしょくといえば話は変わるが昨今本社にも増えた大人しい草食系男子、あれはどうにかならぬものであろうか。
「おいこんなコラムを社内報に載せるとか正気の沙汰じゃないぞ」
「でもこれ書いたの三国志大好きで二言目には近頃の若いもんは、が口癖の社長ですよ?」
410文字
思いつきのダジャレで書いてしまってから
「曹植系男子」
という作品が実在すると知りました。
恐るべし三国志😥
ドラマ司馬懿軍師同盟は面白く拝見しました。
たらはかに様のお題に参加しています。
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