見出し画像

【Splatoon2】好きなゲームがどうやったら盛り上がるのか動いてみた

はじめに

 Splatoonが好きで気がついたら大会をたくさん開いていたOdaと申します。どうやったら好きなゲームが盛り上がるのかな〜 という気持ちで、試行錯誤しながら200回位大会やイベントをやらせていただ中で、こう考えて大会をやったら盛り上がったよという、考えのタネみたいなのを書かせていただいて、他のゲーム界隈の参考にしていただければと思っています

 ※今回のブログは、さとけん様主催による「こみゅリポAdvent Calendar 2020 Advent Calendar 2020」に参加させていただいてのものになります。ありがとうございます!他の日のブログも是非ご覧ください


ガチとエンジョイ

 どうせ大会やるならたくさん人が来て盛り上がる方がいいよね。運営のリソースにも限界があるし。ということで色々試行錯誤しながら開催しているうちに、参加者には2種類のプレイヤーがいることに気がつきました。ガチ勢とエンジョイ勢です。個人的には こう脳内定義されています

ガチ勢:勝利を求めて大会に参加する
エンジョイ勢:ゲームを楽しむ方法の一つとして大会に参加する

 体感的にはガチが全体の1-2割、エンジョイが8-9割ぐらい。求めているものが違うので、それぞれ盛り上がるポイントが違います。特にエンジョイ勢はガチ勢の予備軍でもあるしガチ勢を応援する人たちも内包していますので、この層の厚さがゲームの寿命と言っても過言ではないと思います。ガチ勢向きの大会も重要ですが、同じぐらいエンジョイ勢向きの大会も重要です

 ここでは、ガチ勢が参加するガチ系大会とエンジョイ勢が参加するエンジョイ系大会、そしてオフラインの大会、3種の大会への取り組みを書き記します

ガチ系大会

 ガチ系の大会は3種類あると思っています
・目標となる大会
・定期開催される大会
・単発の大会

 全体では「定期開催される大会」で腕試しをしながら「目標となる大会」で名誉をかけて戦う流れですが、中でも「定期開催される大会」において「同一ルール」と「配信」の要素を入れて丁寧に開催し続けることが重要に思います

 理由は安心して練習できるのと「同一ルール」で対戦した結果が蓄積されることで、ゲーム内におけるプレイヤーや戦術、編成などの流行り廃りを後から追いやすくなるからです。上達の助けになるだけでなく、後々データを分析して楽しんだり、プレイしなくても考察を楽しめる面も生み出します

 「配信」は大会で生み出されたドラマがを視聴者に届け、見る人の胸を打ち、チームやプレイヤーを応援してくれるファンを生みだしてくれる元になりますのでぜひぜひ

 「目標となる大会」は定期開催で得た人材やノウハウなどを最大限に発揮する場で目立つけど、個人的には普段の定期大会がちゃんと存在し続けることの方が界隈には大事。「単発の大会」に関しては既存のものとは違う、ルールなど色々角度を変えて色々な人に勝つチャンスを与えるタイプの大会のことで、界隈に飽きが来ないためにもあるといいかとは思います

 さらっと書きましたが、ガチ系大会で重要なのは「同一ルール」「配信」「定期開催」かと思います。すごく地味ですけどね。丁寧にやっていればその中から名勝負やドラマが自然と生まれてきます。それがガチ大会や界隈の宝

スクリーンショット 2020-12-19 2.44.17


エンジョイ系大会

 エンジョイ系大会はゲームが好きだけどそこまで上手くない人たちによるもので遊ぶ人の多くがここに含まれます。ですが大会っていう遊び方はほとんどの人が序盤で終わってしまうので、みんなが勝つ喜びを得るのは難しい。ですので、勝つ以外にどれだけ楽しみを運営側が準備できるかが大事だと思います。

 言い方を変えると、負けた時の言い訳をどれだけ運営が用意できるか。(負けちゃったけど、◯◯で楽しかったね)の〇〇を探す旅ですね

 時系列で考えてみます
  大会前 → 大会 → 大会後
 
 大会前:splatoonは複数で遊ぶゲームなので、誘う理由を準備できるか。大会のルールで参加条件を作ってしまって、普段遊ばない人を誘う理由にしたり
 大会:負けても大会を応援する側に回って大会を楽しむ。エンタメに傾けた配信
 大会後:記念写真を撮ったり、大会の戦績から離れた条件(ランダムなど)で簡易的な賞品を渡すなど

 これらの行為に運営が用意したインセンティブが少しあるといいかもです。あと、テーマパークのような感じ、参加者をもてなすような雰囲気重視のイベント作りで臨むといいんじゃないかと思っています

画像2


オフライン大会

 Splatoonにおけるコミュニティ主催のオフラインイベントは、自分たちがやっているSplashGo!ぐらいしかない状態です。(コロナ禍が解消されたら新しいのが出てくると思います)そもそも4人集まってチームを組んで対戦するゲームなら、オンでやればよくね? そっちの方がチームとして強いし。というオンオフの世界を同一視される方も散見されたり。まだ黎明期

 実際に一般参加型の大会を開いても、猛者のチームと観客の2層では場所代をカバーできないのが現状だったりします。猛者個人が会場の希望者と組んで即席のチームを作って対戦していくことで、大会参加者も満足しつつを参加者数を増やしたイベント形式を組んでいく現形式(SplashGo!)で、オフイベって楽しい! っていうのが広まったら、一般参加型のオフイベが自然と開かれていくかと思います。そのタイミングはコロナ禍が解消したらそんなに遠くない未来に行われるんじゃないかなって楽観視しています

画像1


最後に

 最後になりますが、自分が開かせていただいている大会はそのほとんどが、配信や観戦カメラ、実況解説、配信素材の作成、莫大な勝利報告を自動処理するエンジニア、イラストレーターなどなどたくさんのスタッフさんに支えられて成り立っていることに、感謝の気持ちを書き添えて筆を置きます。いつもありがとうございます。最後まで読んでいただきありがとうございました


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?