鎌倉殿の13人 第一話感想
ついに始まってしまった『鎌倉殿の13人』。2年も前から制作発表されていたのに前日からめっちゃ緊張しはじめ、放送数時間前にはテンションがおかしくなってきた。
鎌倉大河なんて、私が生まれる前の『草燃える』ぐらい。ドキドキが止まらないまま2022年1月9日20時を迎えた。
結論から言うと、めっっっっちゃくちゃ面白かった!
好きなシーン
好きなシーン堂々の1位は小池政子にゃん。佐殿と初めてお話した後のウフフッて笑顔可愛すぎる。私、きっと走馬灯であの笑顔を思い出すわ。
あとエマの局こと実衣ちゃん! 実衣ちゃんカワユス! 仕草も表情もセリフ回しも何もかもが可愛いいんですけど、特に佐殿に食事を運ぶシーンね!
あのぽてぽてした歩き方、「幼い少女」って感じで良き! 役者さんってスゴイ!
作中では明言されていませんけど、冒頭でハッキリと1175年と出てましたから、主人公たちまだローティーンなんですよ。
満年齢だと、義時は12歳。政子にゃんは18歳。時政パッパは37歳。
宗時くんは生年不明ですが、あの様子だと政子の弟っぽいし、義時との方が年が近そう。
実衣ちゃんは、『曽我物語』によれば政子の3つ下だけど、この作品では義時の妹なので、10歳前後ですよね。
そう頭に置いて見ると、宗時くんの言動はいかにもローティーンっぽいし、だんだんと40代、30代の彼・彼女たちが少年少女に見える不思議。
そこらへん、やっぱ三谷さんが舞台の脚本家だし、役者さんも舞台経験ある人が多いものね。流石としか言いようがない。
各人物の年齢
ちなみに他の人物は、佐殿は28歳。
伊東のじっさまは生年不明だけど、多分50代。
八重ちゃんも生年不明だけど、千鶴丸は3歳。満年齢で2歳とすると、まあ若くとも17歳。政子にゃんと同年代。
三浦義澄は48。三浦義村は生年不明だけど、早くとも義時より1コ下。下手すれば6コ下なので、酒あおりながら義時の恋バナを茶化したのは6歳~11歳ってことになる。マセてんな~。
ちなみにお酒を飲むのに年齢制限ができたのは大正時代なので、鎌倉時代の未成年飲酒は合法です。役者さんも40代なので何も問題ないですね。
そして宗時くんが佐殿警備隊に呼び出した、畠山重忠と和田義盛。いかにも子どもが考えた最強メンバーっぽくてよい。
重忠くんは11歳。義盛は28歳。義盛、子どもの警備ごっこに笑顔で付き合う親戚の兄ちゃんポジ。さぞや子どもに人気なのでしょうね。
史実との違い
歴史はあまり詳しくない大河ファンの人からはよく、史実とどう違うのか聞かれるんですが、この第1話に関しては、そもそも史実がわかりません。
京都のできことなら、公家の日記などで確認できるのですが、佐殿が伊豆にいた頃の伊豆のできごとは、『曽我物語』などの物語にしか確認できないので。
あえて言うなら、工藤祐経さんは平家の嫡男に直接仕えている、エリート中のエリート武士なので、基本は京にいるんじゃないかな~って事ぐらいですかね?
とにかくこの先、期待しかない!
どうか、役者もスタッフも健康で、無事に終わりますように!
あと、承久の乱が40秒で終わりませんように!
この記事が参加している募集
よろしければサポートをお願いいたします。頂いたサポートは執筆活動の資金にいたします。