第2回VR恐竜シンポジウム「バーチャルミュージアムの未来」のお知らせ*URL公開しました
2020年6月21日(日)17時から、第2回VR恐竜シンポジウムを開催いたします。ついにVR会場内で恐竜やアンモナイト化石の3Dデータが展示されます。今回も芝原と今井氏が、化石の解説と、バーチャルミュージアムの今後について語りつくします。
会場URL
Youtubeライブは下記から
・バーチャルSNS cluster(クラスター)を利用します。
・参加用のアドレスは、数日中にnoteとSNSで公開いたします。
・スマホ・PCでclusterのアプリをダウンロードすれば入場可能です。
・VRが苦手な方は、Youtubeのライブで会場内の様子をご覧いただけます。
前回の様子は、togetterまとめをご覧ください。
今回はいよいよ、VR空間内に恐竜の骨格や、本物の化石からスキャンした3Dモデルを配置し、オリジナルのバーチャル博物館でシンポジウムを行います。
コロナ禍による屋内自粛が段階的に解除され、各地の博物館が公開されてきています。しかしながら三密を避けるために多くの館で入場制限がかかっています。さらに感染を避けるため、普段は手で触って楽しめる化石標本がケース内に入れられており、またタッチパネルの解説システムは封印されているなど、博物館としての機能はかなり制限されています。
そこで、その部分をVRで補完してみようというのが今回のコンセプトです。これまで我々がやっていた試みでは、現実の展示物をスキャンしたものを仮想空間内で共有していたため、VRは現実世界の一部を代替する手段でしたが、今回はむしろ現実世界で制限されている博物館の機能をVRで補完しようという訳です。つまりは「拡張型博物館」です。
化石の権利関係も慎重に検討し、展示するトリケラトプスの骨格はCC0で公開されている物を利用、またアンモナイト等の化石は、私が個人所有している物をスキャンして展示しました。
今後も同様の標本が、この仮想空間内に追加されていく予定です。また化石だけでなく、発掘現場や山の地層など、より現場の目線に近いコンテンツも公開していく予定です。
つらつら書いてしまいましたが、つまりはVRで化石をゆる~く、かつディープに楽しもうという試みですので、皆様お気軽にご参加ください。
*VR会場設営には恐竜学研究所の今井卓哉博士、イベントロゴ作成には「化石ドラマチック」のイラストを担当されたツク之助さんに、それぞれ多大なご尽力を頂きました。
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