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スマホを使うルールを守れない時はどう対処する?!

「スマホは必ずリビングで使うこと!」

我が家のスマホ利用ルールはほかに「10時以降使用禁止」「外出時に持ち出す時は必ず申告」の3つ。

しかし、長男が約束を破り、スマホをリビングから自分の部屋へ持ち込み、更に10時以降も使用していたことが判明しました。

子どもが約束を破った時、親はどう対処したらいいのか?

この問題は頭を悩ませますよね…
私も毎回悩み、迷い、どう対応するのが正解だったのだろうと考えます。
各家庭それぞれに対応策があり、どれが正解で不正解というものもないのだろうと思いつつ、それでも正解を求めて試行錯誤するわけですが。

今回は、そんな我が家のひとつの例ををお伝えします。
あぁ、こんな方法もあるのねとゆる~く読んでいただけると幸いです。

名称未設定のデザイン (3)

ガミガミ言わない

実は、我が家の場合は約束を破った場合、あまりガミガミ言わないようにしています。

なぜなら、ガミガミ言ったところで何も響いていないから。

「何か怒ってるみたいだけど何を言ってるんだかわからない」と思ってるんだろうなという表情が見てとれたので。

実際、私の弟が言っていたことがあります。
「小さい頃、何かおかんがよく怒ってたけど何で怒ってるのかわからなかった。しかも長いから途中から聞いてなかった。畳の目を数えてたんだよね」と。

これが怒られてる「息子という生き物」の頭の中なのです・・・

そういえば、花まる学習塾の高濱先生が、「男の子はカブトムシと思え」と講演会で仰っていたな・・・

話を戻しまして。
叱る時は「その場で短く簡潔に」と言われたりもしますよね。
でも、言葉を並べたところで理解できないのであれば違う作戦が必要だなと思ったのです。

兵糧攻め作戦

自分が楽しみにしていたこと(モノ)が1週間取り上げられてしまう、というもの。

例えば、
・ゲームの時間を守らなければゲームを1週間禁止にする
・テレビを見る時間を守らなければテレビを1週間禁止にする
・帰宅時間を守らなければ1週間禁止にする

など。

ポイントはどのペナルティも事前に子どもたちに周知しておくこと。
事前に知らせていないのに急にペナルティを与えられるのはルール違反かな、と。

あらかじめ「これはいけない」「これをやってはダメ」を明確にし、その上で、それを破ったら「こういうペナルティを与えます」と伝えています。

今回の我が家のスマホ事例

今回は、長男が「スマホはリビングで使う」「10時以降は使わない」という2つのルールを破りました。

朝起きてリビングに行くと、リビングにあるはずのスマホがない。

起きてきた息子は、スマホの存在を問われるととっさに
「知らない、自分の部屋には持って行ってない」
と明らかにバレる嘘をつきました。

そして証拠を隠滅するかのように、朝のバタバタした状況の中でさりげなくスマホをリビングの定位置に戻したのです。

しかし、母は見ていた・・・
手にしっかりと握られたスマホが、しずかーにいつもの場所に戻されるのを。

でもそれを問い詰めたりはしません・・・

「こっそり戻す」という行為は、自分がルールを破った、やってはいけないことをやったということは分かっているということ。罪の意識はあるのです。

とはいえ、それを真っ向から正論で責められたら素直に認められない、認めたくなくなってしまう、思春期真っ只中の中学生男子です。

泳がせます(笑

ユーモアを忘れない

息子を通常通り見送ってから、こっそりスマホを回収し、細工をしました。

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こんな付箋をスマホに貼り付け、いつもの充電場所とは違う場所に置いておきました。

さてさて、どんな反応をするかな?!

帰宅後、自分の置いた場所にスマホがないことに気づく息子。
「しまった・・・1週間没収か」と思ったのでしょう。
部屋の中をゆっくり見渡して探しつつも、探していることを悟られないように学校の様子など話しながらウロウロ。

しばらくそんな様子だったので、とうとうスマホの場所を教えてあげました。
「あぁ、没収されたわけじゃないんだな」と安堵の表情と共にスマホを手にした息子。カバーを開いて目に入ってきたものをみて・・・

絶句。

思わず吹き出しそうになりましたが、そこはぐっと我慢。
今一度ルールを再確認し、なぜこのルールがあるのかを説明しました。
「次はないぞ」ということをしっかり伝えて、今回はおとがめなしとしました。

長男は恐らくこれで同じことは繰り返さないはずです。
万が一繰り返した場合には、容赦なく没収されるから・・・

それにしても、長男がスマホの付箋を見た時の固まった表情。
あまりにも予想どおりの反応で作戦成功を密かに楽しんでしまった母です・・・

私は人生を楽しむ上で「ユーモア」は大事だなと思っていて。
ちょっとしたクスッとなる要素を暮らしの中に散りばめておくと、何だか人生が2割増しくらいで楽しめるのではないかな、と。

子育てにもなるべくユーモアを取り入れるようにしています。
男子を育てているので余計にでしょうか、、、深刻になりすぎず、ゆる~く彼らの予想に反した母の攻撃をしかけることを密かに楽しんでいます。

名称未設定のデザイン (3)

まとめ

今回は子どもが約束を破った時の対処法について、我が家の少し特殊?かもしれない対応策をご紹介しました。

子育ては常にトライ&エラー、正解がわからず右往左往している日々です。

他の家庭ではうまくいっても、それが我が家に通じるとは限らない。
この子には通じるけど、この子は同じ方法ではうまくいかないなど、子どもによって感じ方や捉え方も違うので、一律にはいきません。

こんな時はどうしたらいいんだろう?
この子にはどんな言葉がけが効果的だろう?
この間はこれで失敗したから今度はこの方法の方がいいかな

そんな風に日々いろんな壁にぶつかりながら、子育てに奮闘しています。

「みんなちがって、みんないい」を大事にしながら。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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