「私にとってのプロレス」とは?


 皆様、ご機嫌如何でしょうか?
私は、毎日9時間以上の十分過ぎる睡眠のお陰か、すこぶる元気です。

 前回、私とプロレスとの出会いについてお話しした。
1,000字を超えた辺りで長過ぎることに気が付き、一度話を中断したので今回はその続きを書いていこうと思う。

 前回お話しした通り、私とプロレスとのファーストコンタクトは、近所の焼肉屋で見かけたドラゴンゲートの優待券である。
私はその後「ドラゴンゲート」と「新日本プロレス」の2団体を追うこととなる。
日本には、数々のプロレス団体がある。
そのどれもに特徴や素晴らしさがあると思う。
私はまだまだプロレスファンとして赤子同然で、未知の団体がほとんどである。
中でも何故この2団体にハマったのか。

 まず、「ドラゴンゲート」は魅せ方に魅力があると思う。
ドラゴンゲートは、比較的体格や身長が小柄な選手が多く在籍している。
しかし、いざ観戦に行ってみるとそれを全く感じさせない臨場感が有るのである。
そして、アスリートというと口下手なイメージが強いが、ドラゴンゲートのマイクパフォーマンスを目にするとそのイメージごとブレーンバスターされる。
「覆される」と言えば良いものを、「ブレーンバスターされる」とわざわざ言い換えてしまう辺り、私が天邪鬼であることが読者の皆様にはバレてしまったかもしれない。
兎にも角にも盛り上げ方、トーク力が尋常でないのである。
私も芸人を志す身として、見習いたいと毎度毎度感じる。

 次に、「新日本プロレス」である。
新日本プロレスは最メジャー団体であるといえる。
私の父が熱狂していた昭和時代から、『ストロングスタイル』を掲げ唯一無二の存在を貫いてきた。
初めて新日本プロレスを生で観戦した時、気付けば私は涙を流していた。
肉体と肉体、感情と感情、人と人がぶつかり合う光景を目にして受けた大きな衝撃を忘れることは無いであろう。

 このような魅力に魅了され今に至るのだが、ようやく今回のテーマについてお話しよう。
「私にとってプロレスとは?」
まず、プロレスをよく知らない方に言われる言葉トップ2は、「プロレスってヤラセ?」と「あれって避けれるやろ」
である。
どう感じるかは千差万別であるので、私の考えを押し付けるつもりはない。
ただ、私が言いたいのは、そのようなことはもはやどうでも良いということである。
お客さんを楽しませる為にここまで全身全霊をかけているのは、プロレス以外に無いと私は思っている。
時には身を削り、時には相手の技を真っ向から受け止める。
相手の技を真っ向から受け止めるという点で、ヤラセを感じる方もいるかもしれない。
しかし、私はそこが逆に魅力的だと感じる。
相手の技を避けてしまえば、相手も自分もそこまでだ。
受け止めた上で、それに対して100%以上の力で返す。
そうすることで、相手もさらにそれ以上…と限界突破の連続なのである。

 また長々と話してしまった。
ここで話させて頂いたことは、ファン歴9年のまだまだプロレスファンとしては甘ちゃんが語っていることだと聞き流して頂ければ有難い。
そんな私でも、「プロレスこそ最強で最高のエンターテイメントだ」ということは胸を張って言える。
そんなプロレスに負けないよう、私はお笑いというジャンルで最強のエンターテイナーを目指していきたい。
そういう意味では、私にとってプロレスは「永遠のライバル」なのかもしれない。

 今回はひたすらに真面目に語ってしまいました。
次回からはプロレス以外の話もしていこうと思います。
もしかすると、またプロレスの話かもしれませんが。

 ご静読有難う御座いました。それでは。

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