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#11 コミュニティ ~community~

 こんにちは。先週ハイキングへ出掛けたら、初めて野生のクマを見ましたしばひろです🐻 幸い距離がそんな近くなく、クマもまだ子供っぽかったです。公園の係員の方が、Get out here! と叫びながら追い払って一件落着しました。これもカナダならではの体験ですね🇨🇦

 写真は、先日サッカーのカナダ1のクラブを決める大会(日本でいう天皇杯)の決勝を観戦してきた様子のものです。我らがバンクーバーホワイトキャップスが見事2連覇を果たしました🏆 今回は、そんなサッカー観戦にもまつわるお題です。


 今回は、コミュニティについて感じた事について書きたいと思います。
結論、人は何かしらのコミュニティを持つ事によって安心感自己肯定感を高めているのではないかと思います。ここでいうコミュニティとは、サークルや部活動などの大きな規模のものだけではなく、友人や家族も含みます。

 大学の講義で、800年程前にフリードリッヒ2世が行った実験(今では考えられませんが)で、50人の赤ちゃんにスキンシップや言葉がけをなしに接したら、ほとんどが3歳までに、そして全員が6歳になる前に亡くなってしまったというのを思い出しました。

 きっと多くの人が人間は1人では生きていけないという事を知っているかと思いますが、人は何かしらのコミュニティを持つ事によって、を感じる。愛を感じるからこそ、安心感や自己肯定感を持つ事ができるのではないかなと思います。


 カナダでの生活を通して、ボランティアに参加する機会を多く持っていますが、日本と比べてカナダはコミュニティを形成しやすいのではないかなと感じています。ウォーキングやランニングイベント、地元の歴史ある家のツアーなど、日頃から近所の方や他の人との関わりを持つ機会が多いように思います。ランニングイベントで、家族で参加しゴールをした子どもにハグやキスをして全力で祝福する姿が印象的でした。こうして愛をもらいながら育つ事で、愛を返せるような大人になっていくのかなと感じました。
 その一方で、愛をなかなか貰えずに育つ子がいるのも事実です。そういった子をどうやって守っていくのか、これは世界中共通していえる取り組むべき課題かもしれません。

 日本では、コミュニティを形成する機会が少ないのかなと思います。もちろん、私が知らない部分もあるかとは思いますが… 自分で勇気を出して数少ない何かのイベントに参加しなくては、新しい繋がりをもてない状況があるのではないでしょうか。
 もう少し、自治体や組織的にイベントの開催を企画したりする事により、少しハードルを低くして人々のコミュニティを形成する事を促し、結果として街全体としての活気を生み出せるのではないでしょうか。


 コミュニティについて私の考えを述べてきましたが、皆さんの持っているコミュニティはどんな関係のものがありますか?
今あるコミュニティを大切に、そして新しいコミュニティを持つ事にも挑戦してみてはいかがでしょうか。きっと、新たな出会いの数だけ新たな気づきを得る事ができますよ🕊️

 一つ一つの出会い全てが奇跡のようなもの。その出会いを大切に生きていきたいです😌



 留学生活も残り2週間。少しでも学びや気づきを得られるよう私も積極的に色んなコミュニティに飛び込んでみたいと思います!
ではまた👋


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