悪化していく症状

2023年5月9日 21:49

こんしばわん、しばみかんです🍊

強迫性障害の症状が悪化していく私。
前回は体験本に出会いました。
次はついに行動に移すのか！？

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まだまだ我慢

2社目に転職して、月日が経った頃だった。
職場にほどよい近い場所に引越しをした。

引っ越した先はセキュリティ高めの賃貸。
玄関の鍵もセキュリティが高く、ダブルキーではなくなった。

最初はドキドキしながら締めた。
なんせ、動作が「ただ締めるだけ」だから。
カギをかけてドアノブを引っ張る。
ドアが開かない。
つまり、閉まったということだ。

そのうち慣れるだろう。
そして、前の家みたいに何度もカギ締めを確認することはないだろう。

甘い考えを持っていた。

しかし
想像より早く確認行為の症状は出た。
おまけに引越して1週間も経たないうちにだ。

前の家と変わらず、何度もカギ締めを確認する行為が変わらなかったのだ。
なんで引っ越してもこの症状が出てくるんや。

カギ締めだけではなかった。
財布の中にカードを入れているかの確認、
メールアドレスの確認などなど…。

確認しないと気が済まないのだ。
気が済んでも、1分弱経過すれば、すぐに不安になるのだ。

こんな自分に情けなくなってきた。
同時にこんな行動をするのが嫌になってきた。

我慢していたが、すでに我慢の限界であった。
心臓バクバクして寝ることも難しくなっていた。

これはもう強迫性障害じゃないか？
心療内科に行かないとあかん？

気がついたら悩みの無限ループにハマってしまった。

悩んでいる間に月日が流れていった。

その間も何度も何度も、何度も買った本を繰り返し読んでいた。
自分で自分を落ち着かせる方法が「本を読むこと」しかなかったのだ。

もう頼れるのは本だけだった。
誰も共感してくれる人がいないと強く感じた。

これが孤独というものだろうか。
孤独の中で戦ってきたのだから、私はできる。

何度も何度も頭の中で繰り返していた。
まるで、呪文のように…。

…

続きはまた明日。
ではでは。

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