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パリで訪れたベーカリーの話


 先月、新婚旅行でフランスに行きました。フランスは、パンづくりが好きなわたしにとって憧れの国です。特に、大好きな俳優の杏さんが移住しているパリの街は、憧れを通り越して、本当にこの世に実在する街なのか?と思っていましたが、実在しました!!笑

 帰国するとき、あの美しいパリの街で見たものを言葉や写真で残しておきたい!と強く思い、note限定で、すこーしだけパリの街のことを綴りたいと考えました。

 少しでもパリに興味がある方や、パンが好きな方、異国に興味がある方に読んでいただけるとうれしいです。

パリのベーカリー

 今回はパリのベーカリーについてご紹介します。フランス人の食を支えるパン屋さんはどんなふうに営まれているのだろう?フランス人はそもそもお家でパンは焼かないのかな?(日本人がご飯を炊飯器で焼くように)という素朴な疑問があり、この目で見てみたいと思い2軒のベーカリーを巡りました。

 今回はそのうちの1軒、Opera界隈にあるベーカリーを紹介します。


MIDORE

 宿泊先に一番近かったという理由で、朝食先に選びましたが、このお店に決めて大正解でした。

 お目当てはハード系はバゲット、甘い系はクロワッサンとパン・オ・ショコラでしたが、早朝開店当初は、バゲットはなく、甘い系がずらっと並んでいました。

下段がお目当てのクロワッサン🥐と
パン・オ・ショコラ🍫
外観も素敵


 フランス語でパンを頼んでみたいという夢があったのですが、夫が片言英語でササッと頼んでしまいます。

 「フランス語で頼みたかったのに〜!」

 ということで、帰りにお土産用をフランス語で頼んでみることになりました。


クロワッサン


 奥のイートインスペースで、朝食をいただくことにしました。

 大ぶりクロワッサンに感動です!!!日本のものより、大ぶりで厚みがあります。半分に分けてみると、ほわーっと糸をひくように伸びるのです。

 食べてみると、バターの香りが鼻に抜けるとはこのことなんだ!!!が第一印象です。日本ものは歯切れがいいですが、これは中の層がもちーっとしていて別物です。

実にエレガント!


パン・オ・ショコラ

 クロワッサン生地にチョコ板が2本入ったこのパンは、フランス人にとってもご褒美パンだそうです。わたしは日本で売っているパン・オ・ショコラも食べたことがありません。初パンショです。(勝手な略です)

 食べてみると、見た目と味の可愛いさが一致です。コーヒーに合いそうです!わたしは、ハーブティーといただきました。

 食べたあとは、かなり手が油ぎっしゅになります。それだけ丁寧にバターをぎっしり詰めて焼き上げられたのだと思います。あっぱれです。


ずっしりと重量があります
ちぎると、硬めチョコがちらり


バゲット

 2つのパンを食べ終わると、エレベーターが地下から上がってきて、バゲットたちが登場しました。小麦の香りが、わーっと店内に広がります。

 吸い寄せられたようにわたしたちは、お土産にバゲットを買おうとカウンターに並び直そうとするのですが、、パリジャンたち(パリっ子たち)が、待ち構えていたかのようにたくさん店内に入ってきて、バゲットをどんどん注文していくのです。

 さぁ、わたしの番になりした。
 この日のために覚えてきた、バゲットを頼むフランス語を店員さんに心を込めて伝えます。

 Bonjour!
 un baguette s'il vous plaît!

 無事に伝わり、ゲットしました。優しい店員さんでよかったです。merci〜!!!

わたしが買った
パリジェンヌという名前のバゲット


 バゲットは日本に持ち帰って、スープに入れたりフレンチトーストにしたりして、ゆっくりと味わいました。


夢叶う

 このベーカリーで2つの夢が叶いました。一つは、フランス語でパンを頼むことができたということ、そしてもう一つは、バゲット片手にパリの街を歩くことができたということです。

 ベーカリーに行くことで、幸せな気持ちになります。パン屋さんって素敵な物語のある場所ですね。これからも、たくさんのベーカリーを訪れてみたいです。まずは、地元の九州から!!


 最後までお読みいただきありがとうございました。


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