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慰霊の日

みなさん、大変お久しぶりでございます。


6/15のワンマンライブを終え少し生活が落ち着いてきました。
そんな今日6月23日は沖縄では「慰霊の日」
今年は日曜日ですが、この日は県で定められた公休日です。


県外の方は沖縄戦についてどのくらい知っているんだろう。
そもそも沖縄県外の方が沖縄戦について学ぶ機会ってあるのだろうか。


私も自分の生まれた地域以外の歴史で知らない事はたくさんあるだろうし、沖縄戦を知らないなんてひどい!とは思いません。
でも「幸せはとね」には大切なファンがいるので、その大切なファンが私きっかけで少しでも沖縄の歴史について知る事が出来たり調べるきっかけになればと思い今年も発信していきます。


慰霊の日

沖縄の学校では毎年6月になると図書館に沖縄戦についての本がずらーーっと並べられます。

小学生の頃毎年行う学芸会も、私の小学校では1年〜5年まで楽しい音楽やダンスをし、6年生は必ず沖縄戦についての舞台をしていました。

給食時間、いつもはBGMの音楽が流れているだけですがこの時期になると沖縄戦のアニメ映画が何日間に分けられ全クラスのテレビに流れます。

沖縄戦で実際に民間人が避難していた防空壕の中に授業の一環で入る事もありました。


沖縄戦についてはこのように小さい頃から知る機会がたくさんありました。なので今日は少し沖縄戦についてお話していこうと思います。




日本で起こった戦争について、空からの攻撃でたくさんの命が失われた事はみなさん知っていると思います。

そんな中、沖縄戦は空からの攻撃に加え日本で唯一民間人を巻き込んだ地上戦が行われた戦争です。


軍人より民間人が多く亡くなってしまった戦争なんです。
沖縄の方言で話しているとスパイだと思われ、味方であったはずの日本兵に命を奪われた人もいます。


ひめゆり学徒隊という私より年下の15〜19歳の女の子たちが怪我の手当てやその他残酷な仕事をしたり、戦争が長引き兵士が不足した時には、兵士としての年齢17歳以上と定められていたのを引き下げ、14歳以上の男の子たちも兵士として動員されました。中学生です。


その他にも集団自決や対馬丸事件などたくさんの悲劇を生んだのが沖縄戦です。


戦後79年経った今、いまだに沖縄では「不発弾処理」で道が通行止めになる事があります。


私のひぃおじいちゃんも沖縄戦で亡くなった1人です。
ひぃおばあちゃんが目を赤くして言った言葉が今でも忘れません。「おじいちゃんが亡くなったのは私のせいだ」と。
戦争は何も悪くない人たちをずっと苦しめます。

沖縄戦についてたくさん話してしまいましたが、ここまで読んでくださった方、沖縄戦について知らなかった事が多かったとしても「今知れて良かった」でいいんです。

今私たちが平和に過ごせている間にも、戦争をしている国はあります。
平和な環境にいるからこそ、私たちには調べるという事が出来ます。

毎日が平和だと忘れてしまう事もあるけど、改めて平和や戦争について考えさせられる日です。

あー。言葉や気持ちを伝えるのって難しい…
戦争や平和について押し付けがましくみえたらすみません…

私の拙い文章をここまで読んでくださり本当にありがとうございます。


沖縄戦で命を落とした全ての人々を追悼し、本日6月23日正午に黙祷を捧げます。

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