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今更映画スラムダンクを見てきた件

周りから絶対見た方がいいと聞かされ続けてきた「THE FIRST SLAM DUNK」を見てきた。
もうすでに最初のティザーが出た時点で私はうーんと思ってそのままになっていたので、どんなものかとあまり関心がないまま映画館に向かった。
今週でラスト上映ということと夏休み中ということもあって、一日一回しか上映していない私の地域ではほぼ満席だった。
親子連れや若い女の子同士、私のように一人で見に来ている人など、年齢層も組み合わせも様々だった。

スラムダンクのアニメが放映していたときはまだ子供だったが、子供ながらに流川親衛隊の団長になると心に決めて毎週見ていた記憶がある(当時バスケットボールのルールはよくわからなかった)
そのころから某グリリバ先生にはお世話になっている。

そもそもキャスト全員変更と、あのぬるっとした見慣れない3Dが視覚的に抵抗があり、絶対に見に行かないと思っていた。
この先は少々のネタバレも含んでしまうので、私のように見ないという方は見ない方がいいし、視聴済かつ時間のありあまって仕方がない方はどうぞチラシの裏に書きなぐった感想を見てください。



















どちゃくそ泣いた!!!!!!!!!!!!
誰だ見に行かないとか言ってたやつ!!!!

いや本当にすいませんでしたとしか言いようがない。
小さなころからアニメは色々見てきたが、演出手法がうんたらかんたらとか難しいことはよくわからずとも、作品全体の静と動のバランスが絶妙で、それによるスピード感を使った見せ方と、それぞれの選手の背負ったものをうまく絡めてくれた感じで、余計に感情移入してしまった。
館内もみんな最初はポップコーンをぼりぼり食っていたし、まぁ2回目3回目の人も多いのかなと思っていたが、気づけば誰もポップコーンを食べていなかった。
映画館のポップコーンって量多くないですか?そんなすぐ食べきれないですよね?(現に会場を出るときに前にいた若い女の子たちはだいぶ残していたご様子だった)

とりあえずOPの演出から結構熱い~~~~という感じで見てしまっていた。
そしてリョーちんにそんな過去があったとは露知らず…子供のころはすごさがまったくわからなくてすまんかったです…
前の席では男の子の子供さんを連れてきていたお母さんが号泣していて、他の席でも途中から泣く様子がうかがえて、もちろん私も号泣だった。親子関係持ち出されたら泣いてしまうのが人間というものでして。親だったら余計に泣くやんこれは…リョーちんがバスケを続けてくれていて本当によかった。
リョーちんメインではあるものの、他のキャラクターもバランス良くバスケとキャラクターの歴史的なものを絡めてくれていたので、余計にそれぞれのバスケに対する熱を感じてしまい、最後の方は本当に呼吸するのも忘れて気づいたら見終わってしまった。
どうしてもどうしても、どうしても桜木と流川の声だけが最後まで聞きなれなかったけども、確かに回数見たらこれはこれでよいかもとなるのかもしれない。

新しいものを上手に取り入れている作品だなと思い、感動とともにとても勉強になった。
古い作品だろうとなんだろうと、作り手や編集者が変われば印象も変わるのだと感じた。
もちろん当時のアニメも好きだが、むしろ時代を越えて新たに練り直された作品のクオリティの高さに脱帽です。
もう一回見れそうなら見に行きたい所存です。

語彙力が欠如しているので、めちゃくちゃよかったかっこよかった感動したあああああくらいしか言えないのが悔しい。

そして映画鑑賞後にいただいたビールとラーメンは最高でした。
一仕事終えたばりの美味さでした、ごちそうさまでした。


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