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井坂聡監督・役所広司の「象の背中」自分に重ねて観た。




井坂聡監督の「象の背中」(2007年)は、余命僅かといわれた人間が残された時間をどう生きるか、というモチーフ。ありふれてるけど、それでも少し泣いた。
役所広司はやっぱりすごかったけど、そのためではなく、70歳になったが故にだろう、自分に重ねてしまうんだなぁ。
毎年健診を受けるとき、今回こそ癌だと言われるかもって考える。宣告されたら、おれはどんなふうになっちまうんだろう、って想像する。
そういう想像が年々リアル度を増す。
だから役所広司を観ながら、わかると思ったり、おれならどうするかなぁって考えたり。
そんなふうに鑑賞した。
観てよかった。