幸せになるために生まれてきた論にピンとこない
幸せになるために人は生まれてきたんだ
生きているからには幸せにならねばならない
みたいな意見があるけど
実はすごくピンとこない。
別に幸せ以外の感情があってもいいと思うし、苦しみや悲しみだってむしろ生きている実感となる場合もある。
幸せ以外の感情を感じたい場合もあると思う。
もちろんずっと悲しみ続ければ心を病んでしまうだろうし、辛いことも同様だ。やはり人生は幸せが多い方が穏やかに生きることができ、素晴らしい。
でも身近な人の死や、避けては通れない理不尽なこと、悲しいことなど長く生きていればあるものだ。それを無視して悲しみを感じきらないうちに感じないようにすることはむしろ心に負担でとても危険だと思う。
幸せになることの強要や幸せの押し売りはやめたいものだ。
樺沢紫苑先生が幸せの定義は①セロトニン②オキシトシン③ドーパミンの分泌と書いていて、これはすごくわかりやすい。
これらの物質は健康に過ごすための物質でもあるので、すなわちこの物質が分泌=幸せ=健康的と考えれば、たしかに生きる上で幸せを目指したほうがいいような気はする。
※もちろん幸せになることと、人生の過程で感じる悲しみや辛さは別軸のものだとは思っていますが。
私の中での生きる目的は明確で
子孫繁栄のため、です。
子を産んで自分が見聞きしてきたことを後世に伝え、できるだけ人として素晴らしい人になって欲しいと思う。
ただしそれは子供を産むことだけで実現できるということではなく、子供がいなくても後世に伝えることはできると思う。子供を持つことができない人もいるわけだから。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?