「手がかかる」のは黄金期

子育ては 手がかかる→金がかかる→気がかかる の段階を経る。
この中で黄金期と言えば「手がかかる」時期である。


~先輩ママ うっとり~
当時園児だったわが子と一緒にいると、近所で、電車で、会合で、etc. 出会ったご婦人が私に声をかけてくれた。
「いいわねぇ。今が一番いい時よ。」うっとりとした表情で皆おっしゃる。
わが娘を見ておっしゃったので、「子供好きだな」「うちの子可愛いからな」と思っていた。
いや、そうではない。
今ならわかる。
ご婦人自身の昔の思い出にうっとりしてらしたのである。

~先輩ママ 目を伏せる~
出会ったご婦人方に、是非アドバイスをいただこうと私はよく質問した。
「お子様はどうだったのですか?」
お子さんの小さい頃のお話は目を輝かせて話して下さる。
参考になる方法、色んなタイプのお子さんがいること、勉強になった。
「お子様、今はおいくつなんですか?」
この質問をすると目を伏せられる。
小学校の高学年あたりから深刻な問題が増えてくるからなのだろう。

~ママ(パパも)たち頑張れ~
私も先輩ママになってしまった。
わが子たちとの日々にうっとりしてしまう。
道ですれ違うママたちに声をかけるのは躊躇するが
心の中ではいつも応援している。
親子連れを見かけると
私は子供よりも親に目がいく。
頑張れ、といつも思っている。
いいわねぇ。今が一番いい時よ。
大変だと思うけど
今を親子で一緒に思いきり楽しんでね、と。


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