かいだん。

「かいだん」についてです。
「怪談」です。

私は毎朝、Youtubeで、怪談を聞きます。
聴く、まではいっておりませんが
聞きながら、準備をします。

思い返せば、小学生の頃から、怖い話に興味があり
とても怖いし、夜道も歩けなくなるし、
トイレも怖くなって兄についてきてもらっていましたが
怪談の番組があれば見ていました。

なぜ、怪談を聞くのか。
人はかならず命を終えるのですがその後が気になるからです。
これが多分スタートでした。

もっとさかのぼって考えると、幼稚園生のころ。
テレビで兄が見ていた「ミイラ」の特番。
即神仏が出てきてそれがとても衝撃だったのを覚えています。
あれはなんだと兄に尋ねると、あれはミイラだよと。
ミイラってなんだと尋ねると、しんだ人だよと。
しんだらみんなミイラになるのかと尋ねると、、この答えは覚えていません。
衝撃的すぎて、わんわん泣いたからです。
「しにたくない」と。
死んだらミイラになってしまうと思い込んだのです。

人は命を終える生き物だと、学びました。

しんだらどうなるのか。

いまだに私のなかの疑問です。
だから怪談を聞いているのだな、と自分のことですが、分析しました。

そして、怪談は。
同様の理由でホラー映画もよく見るのですが、
怪談は別格だと思いました。
映像なしにいろんな想像を掻き立て伝えることができる「怪談」。
そして、怪談師と呼ばれるような人たちが最近はたくさんいます。
上手な人にはとても感心しますが、「怪談」はエンタメです。

怖い話をするのは簡単だけど、より伝える力をもつには
構成、滑舌、声色、その人の醸し出す雰囲気などなど、必要なことがてんこ盛りです。

しんだらどうなるのか
エンタメの力すごい

だから「怪談」を聞きます。
聴く余裕があればもっといいなと思います。


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