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就活カレッジ1日目

本日、オンライン就活が運営する就活カレッジに参加した。
就活生向けに、自己分析、ES、面接対策を行う4日間のセミナーだ。

今日から4日間はまだ熱を持った状態の感想を綴っていくことにする。

厳密にいうと、このカレッジが始まったのは昨日。
事前プレゼンと題して、参加者20人が自己PRを行った。

20人もいれば、誰かのエピソードが被ったり、誰かは印象に残らなかったりするだろうと想定していたのだが、その期待は良い意味で裏切られた。

世界中から集まる学生は全員個性的で、話す様子から人の良さが伝わってきた。

このプレゼンだけでこれから来る4日間に心が躍った事前プレゼン会だった。

そして迎えた本日。

テーマは
【コーチングメソッドを用いた自己分析】

ペアワークとしてお互いをインタビューして、相手を深掘りしていく。

時間は1人1時間と、一見長く感じるのだが、さすがは個性的な学生が集まっているだけある。ペアの子の話がおもしろすぎること、相手の相槌に気分を良くしたわたしが話し過ぎたことで、とても1時間では足りない気分になった。

最終的に、わたしは今まで自分が無意識に大切にしていた価値観「努力する人が正当に報われること」に気づくのだが、それに気づけた理由は以下にあると感じた。

①ペアはほぼ初対面

わたしの基本情報すら詳しく知らない相手にインタビューされるということで、予想外の反応や質問が来ることになった。

やはり人は「新しい情報」に反応するものなのだ。
たとえ今日話したエピソードを友人に話したとしても、同じ反応は返ってこない。

それはわたしのSNSや会話で断片的に知っているために、あえて深掘りはしないからだ。

自分では何てことないと思っていた話をしても、そこに対して深く掘ってくれたのは、相手がほぼ初対面であったからだろう。

またどんなエピソードにも余計な情報が付与されていないため、わたしの思いが強調されて相手に伝わっているのではないかと感じた。

そのため、一見ばらついていた数々のエピソードに共通点を見つけることができた。

②プロのコーチによる明確な手順

このインタビューはただ相手に疑問をぶつけるだけでなく、プロのコーチが作ってくれた手順に沿って行われた。

そうすることで、はっきりとした着地点に向かって相手を導くことができるので、ただのおしゃべりに終わることはない。

わたしの価値観が浮き出た質問のひとつが「これまでの人生や日々で、おかしい、理不尽だ、不便だと感じた世の中の事象について教えてください」というものだ。

日頃から社会問題などには敏感であると自分では思っているため、要所要所でそんな会話を友人ともしてきたのだが、このような直接的な質問を受けたことはなかった。

だがこの質問に答えることで、自分が問題だと思うことに共通点を見出すことができた。
それが「努力は正当に評価されるべきだ」というものである。

なぜフェミニズムに興味があるのか、今までも考えたことはあったがこの言葉で抽象化できるとは自分1人では気づけなかった。

この2つの点は、なかなか普段の友人や家族との会話では実現しにくいものである。

就活生向けの就活生が集まるイベントならではの気づきがあり、こうしたイベントの意義を改めて感じた今日であった。

これほどの濃い時間を過ごしたわけだが、まだ1日目。
明日は今日の自己分析に基づいたES作成である。

なんとも有意義なGWが過ごせそうだ。


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