しのくろ〜篠崎一之写真展〜 振り返り

2020年1月14日〜19日の私の個展に関する振り返りです。

◯(良かったこと)

・設営から撤収まで無事完了できた。
・在廊予定日は穴を開けず全うできた。
・モノクロ撮影という新たな試みはおおむね好評をもって受け入れられた。
・写真談義ができた。
・「ライブハウスで写真展」の先鞭をつけたかもしれない。
・黒いスチレンボード&モノクロ写真が白壁にマッチした。
・アワガミ製和紙の風合いが好評をもって受け入れられた。
・「ハードロックからジャズに転向したかのよう」と、写真歴と展示を見た初対面のバンドマンさんから評をいただいた。
・「ファン」だと言われた!
・2019年に接続させていただいた写真関係のコミュニティからのご来訪が相当数あった。社交力に乏しい身で“開拓”した成果の一つ。
・第一回(2016年)からのウォッチャー諸氏から積み重ねを確認していただけた。
・フォトブック、カレンダーといった物販を初めて行った。予想を上回るお買い上げをいただいた。
・またの個展開催を望む声、少なからず。

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●(反省点)

・文字情報(タイトルや撮影日時、場所)を省き展示をシンプル化した一方、「肝心な情報」を掲示しないままだった。メインエリアの1〜21番の見方が最たるもの。
・ギャラリートークの告知が後手に回った。いくら成り行きによるとはいえ。
・使用した両面テープの粘着力が低かった。和紙とスチレンボードの相性や、空地などの影響があったとはいえ。
・ご来訪は、ひとえに皆様のご都合(好み、ご自身の高いレベルなども)による。されど、せっかく新しい一面を見せるのに、アピールする力が弱かった。「行こうかどうしようか」決めかねるボーダーラインの層も少なくなかったはず。センセーショナルな文言、ケレン味たっぷりの文言……もう一押しの強い自己プロデュースが足りなかった。
※TAJIRI著『プロレスラーは観客に何を見せているのか』をもっと早くに読めば触発されたことだろう
・集客にあたり、直メの導入を検討すべきだったかもしれない。推進派ではないが、食わず嫌いはもったいなかった。
・ただでさえ引っ込み思案な性分に輪をかけ、2019年から社交性が激減していった。従来の交流もことごとくご無沙汰になっていった。
→なぜ招待してくれなかったんだ、との突っ込みを甘んじて受け止めたい
・プロジェクターに映した写真歴に「プロレス」の写真を掲載できなかった。画像を引っ張り出す時間的余裕がなかった。
・特に「まぜそば三角」さんの時間帯、着席し飲食しているお客さんの合間をぬって奥のエリアまで見に行くのに抵抗があった、というご意見あり。
→まぜそば三角さんのご盛況は何より。動線や構造への私の配慮不足。配置や展示数の問題。

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