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11月7、8日 在宅勤務と肉体労働

寒と暖。陽と陰。上と下。苦と楽。
正義と悪。夢と現実。
世の中には、反対に位置しているとされるものがある。
在宅勤務と肉体労働。
これもそれにあたるだろうか。
7日、たぶん久しぶりの在宅勤務だった。そして8日、肉体労働だった。
在宅勤務で一日中机の前にいたかと思えば、肉体労働で一日中体を動かした。
飴とムチというほどではないにしても、いささか体は驚いているようで、ずいぶんぐったりしている。
電車でうっかり座れたために、寝過ごしてしまったことにはかなりむかついている。
ネットサーフィンをしていたら、去年か一昨年買った、獣臭くって良い羊毛の手袋が今年も販売されているのを見つけて、なんだか嬉しくなった。
冬でも薄手のコートで凌いでいたハタチ前後の狂気はもうないので、厚手のコートにダウンジャケット、厚手のズボン、手袋と冬を迎えるたびに、防寒グッズもまた迎え入れている。
次の冬にはマフラーがほしい。
なんで、あの狂気が自分にもうないのだろうかと考えてみる。あの頃から変わったことはなんだろうか。
人のあたたかさを快く受け取る素直さだろうか。あたたかいものをあたたかいと感じる心は、冷たいものを冷たいと感じる心でもあるのだろうかと考えてみる。
しかし、人の冷たさへの耐性は増しているような気がして、耐性なのかな、まあそんな時もあるやろと思うようになっていて、それならば寒さが以前より苦手になったのはなんでだろうかと考えてみる。
ああそうか、筋肉量が減ったんだな。

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