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柴垣敏久のニュース速報 AI登場によって変わる経理業務

こんにちは、柴垣敏久です。

経理の仕事は「まずは会計ソフトに入力」する必要があるが、多くの紙の書類やアナログな情報管理のせいもあって、これまでは入力に大量のリソースが必要だった。デジタル化によって、入力のリソースは大幅に削減され、本来の経営管理の基盤となる財務データを管理する業務に時間を使えるようになる。

AIに仕事を奪われて、将来大量の失業者が出るなんていう悲観論をよく耳にしますが、パソコンやインターネットの出現、もっと昔までさかのぼれば産業革命の時から、新しい技術革新が起きようとする局面では同様の議論を繰り返されている。新しい技術が出てくることによってなくなる職種もあるかもしれないが、多くの人にとって新しい技術をいかに活用していくかが問われていくのだと思う。 この記事で書かれている通り、経理業務もまさにそうで、これまで時間を割かれていた単なるオペレーターとしてのインプット作業はAIが自動的に入力してくれる時代になるかもしれないが、本来の経営管理の基盤となる財務データを管理する業務としての本質は変わらないのである。 むしろこれまで以上に本質の業務に割ける時間が増えるわけだから、仕事のアウトプットの個人差が分かりやすくなり、優秀な人がより多角的な役割を期待される時代になっていくのではないだろうか。 とにかく、新しい技術は怖いから、技術の進歩を妨害するような風潮だけはやめて欲しいと個人的には思う。 UBERなどの配車サービスも柔軟な働き方を実現できる新しい画期的なサービスなのに、日本ではタクシー業界の反対から一向に導入されていない。既得権益者を守る規制をどんどん緩和して新しい技術を受け入れられる国であって欲しい。