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グレタの主張と未来について想ったこと

スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリは、ぼくたち大人に対して怒っている。すごい怒りだ。

現在18歳のグレタが3年前から主張していることは

「大人たちが言う"未来"とは、10年後、せいぜい20年後のことだが、あなた達がいなくなった後の2050年、2100年、それ以降の地球は、今のまま何も変えなければ確実に人類が住めなくなる星になっている」

「バランスのとれた大気には限りがある」

「今のペースで温室効果ガスを排出していると天然資源は長めに見積もっても18年後には枯渇してしまう」

といったもの。

また、グレタの主張に対して「地球温暖化"CO2犯人説"は世紀の大ウソ」と、題した反論図書も出版されてはいる。「グレタ騒動でいったい誰が儲けているのか」と書かれたこの本を尊重すると、きっと現状維持のまま利潤を捨てなくてすむ企業や国は、たくさんあるんだろうなぁとは感じた。

まだまだ不勉強なことも多いのだけれども、21世紀中に寿命を迎えているだろうぼくらと、2101年も生きてる可能性のある少女のどちらが未来を自分ごととして切実に想えているか、くらいは分かる。

ただ、過酷な競技でそこそこぶいぶい言わせてきた自分が今ゴミ人間のコスプレランナーをやりつつ、長年愛用してきたモリンガをうんこもりもり言いながらPRしていること自体は、あながち間違いではなさそうなので、この路線はブラさず今後のやり方を引き続き模索してゆきたい。

また「えんとつ町」の設定は、環境問題の根本をとらえた見事なものでもあったんだなぁと、改めて理解しつつある今日このごろです。


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