見出し画像

ド下手な俺が半日だけ絵を練習してみた

前回

前回、絶望的な画力のなさでAIといえど俺の伝えたいことが伝えられなくて非常に困ったので、もうここは諦めて絵を勉強することにした。人間、何歳になっても勉強できる!

職業柄、「図」はよく描くのだが、「絵」特に、メカではないキャラクターは苦手だった。

学生時代、「漫画アニメーション研究会(まに研)」の幽霊部員だった時も、キャラクターが描けなかったので馴染めなった苦い記憶を持つ。

しかし、時は大AI時代。
AIさんに思い通りの絵を描いてもらうには、俺だって最低限の画力が必要だということを前回痛感したため、このクソ忙しいのに半日だけ絵を練習した、という話。

色々な本をKindleで買ってみたが、良かったのはこれ。

Kindleで買って感動して、DVD付きの書籍をわざわざもう一冊買い直すくらいハマった。

これは、自主制作のアニメ制作から初めて絵を修行し、最終的にはスタジオジブリの入社試験に合格できるほどの画力に到達した筆者による、極めて論理的な「絵」しかもキャラクターの描き方である。

ものすごく実践的なので俺のような不器用者でも、ほんの数時間練習するだけで人間のようなものを描くことができた!これは感動的だ!

練習中

この本によると、まず基本の円を描いて、その半分くらいのところに目と耳、さらにその半分くらいのところに鼻先、さらにその半分くらいのところに口を書くと顔に見えるという。

実際、描いてみると確かに顔に見える!感動的!

「お前そのレベルか」とか言わないで

たくさん円を書いていろんな角度の顔を書いてみる。

使用しているのはProcreate

描ける!描けるぞ!
これだけで自分史上最もうまく人物が描けているが、こうなると面白くなってきちゃって体も描いてみたくなる。個人的には体は顔の100倍難しい。

まず、素体を描く練習

お手本を見て描いただけだがこれだけで躍動感がある。お手本がすごい

体のバランスを模写しながら掴んでいく。
実はプログラミングを覚える時も結局は写経が一番速いし効果的だし、やはり学ぶは真似ぶ。

簡単なポーズを描く

簡単なポーズを描いて、その上に新しいレイヤーを作って清書する。

なんか描けた!

こないだ描いたやつなんかと比べるとはるかにちゃんとしてる。まだ線が汚いけど。ProcreateでCtrl+Z的な操作がどうやればいいのかわからん(それくらい調べろ)。

早速これを852話さん謹製のScribble2Imgにかけてみた。

おお、手のごまかしがそのままに!!

手とか適当に誤魔化したところも適当に描いてくれた。何よりAIと意思疎通できたのが嬉しい。

タバコを吸う女性はちょっとニュアンスが変わってしまった

「タバコを吸う女性」はちょっとニュアンスが変わってしまったがポーズを伝えることはできた。

もっと練習すればもっと上手くAIと意思疎通できるようになるだろう。
これからは暇(ないけど)を見つけて絵の練習もしようかな。

とにかくこの本はオススメです。
室井さんのYouTubeも勉強になります。https://www.youtube.com/@animesijyuku