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地産地活クリエイター?クリエイターが地方で育って増えると、地域活性化につながるのか #私の働き方実験 #研究報告書

こんにちは~🐑

新しい働き方LAB 研究員 第2期生になった私が、「クリエイターが地方で育って増えると、地域活性化につながるのか」という企画で、

スキル習得や実務経験等をゴールに、半年ほどで何ができたのか、どう変わったか等をまとめていきたいと思います。

本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」の活動の一環として、私個人が行った「働き方実験」についてまとめたものです。
https://hosting.lancers.jp/lp/lab_researcher/

実験テーマ

クリエイターが地方で育って増えると、地域活性化につながるのか

実験の目的と背景

こちら指定企画の概要のテーマから一部抜粋したものです。

地方にはクリエイターが足りない。地方ではクリエイティブを学べる場所も少ない。頑張って勉強しても、クリエイターの仕事が少ない。だから、
・クリエイターになるなら、地方(大好きな地元)を出て都心へ行く
・地元が好きだから、クリエイターの道を諦める
のどちらかを選ぶしかない。

新しい働き方実験(第2期)指定企画の概要【CreativeLAB by 日本HP】

これがまさにずっと悩んでいたテーマでした。ですが、そんな考えを打ち破る

「どちらかを選ぶのではなく、どちらも選んだ先に、将来的な地域活性化があるのでは?(意訳)」

という問いに、目指したかったもののヒントがあると感じてこの企画に応募しました。

個人的な目標としてはクリエイターの中でも、イラスト×web制作の人として、地域で活動するひとになりたいです。

検証したいと思っていたこと

この企画で最初の記事に、個人的ないくつかの課題をピックアップしていました。

  1. 近い目標・目的のある人との交流したい

  2. 教えてくれる人の存在が欲しい

  3. 本以外でもっと踏み込んだ勉強したい

  4. 発信力が足りん

  5. SNSの苦手意識を直したい(発信力どころではない)

  6. やらなきゃいけない環境が欲しい

  7. 立ち位置やブランディングを考えたい

です。

研究活動の概要

想定していた活動内容と、実際に行った活動内容と比較をしていきたいと思います。中間報告書からそのまま抜き出している部分もあります。

6月

まずは個人的な課題であげた1(交流)4(発信)5(sns苦手意識)7(方向性)に関して取り組むことにしました。地域で活動するにしても宣伝力、方向性が定まっているかどうかは大事だと思ったからです。

活動結果
1(交流)4(発信)5(sns苦手意識)のそれぞれのハードルが自分の中で本当に高いことが判明しました。

1(交流)snsで繋がって交流したことがそもそも私は今までありませんでした。話しかけたりすることが迷惑じゃないかな、と思ってしまいました。

4(発信)5(sns苦手意識)はもともとTwitter、instagramなどのsnsに慣れ親しんでいなかったため恐怖心の方が勝っていました。自分の拙い言葉がどこにも歩いていってほしくなかった、、、みたいな気持ちです。

7(方向性)まだ全然定まりませんでした。自分の中の得意、不得意がわかっていない状況です。

考えたこと
絵か言葉か考えたときに、絵の方がまだ雑でも出せるかなと考えました。
作品をたくさん作れば得意、不得意がわかるかな?と思いました。

7月~10月

主に3(本以外でもっと踏み込んだ勉強したい)に関して取り組むことにしました。合宿で講師の方からお話を聞いたり、webサイト制作の勉強をするためのオンラインスクールに入りました。

他にも、おススメされたデザインの本や、イラストに関する本を買って勉強することにしました。

1(交流)についても、少しずつですが指定企画のクリラボメンバーの方とは、まあまあ話せるようになりました。

活動結果
「あたらぼ・くりらぼ夏の部活祭り」のバナーを採用していただきました。ツイッターバナーやアイコンのイラストをご依頼で描きました。

個人だけの練習ではなく、ご依頼や課題などでどうしたら喜んでもらえるか、目的や意図を考えて作った結果、自分が作るものの雰囲気? 7(方向性)がなんとなくわかってきました。

あたらぼ・くりらぼ夏の部活祭りバナーデザイン
Twitterバナーイラスト

考えたこと
・デザインとイラストの中間みたいな絵
・意味や意図を考えて作る絵
・イラストも重ねて塗るより、パキッとしてて、鮮やか

が、好きなのかなと思いました。

そして自分の作ったものはちゃんと喜んでもらえるものなんだなと、すこし自信が持てました。

11月 

指定企画ではクリラボ発信リレーが行われ、何かしらTwitterでテーマごとに週一発信することになりました。4(発信力)5(sns苦手意識)を6(強制力)で取り組む感じです。自分だけだと本当にほぼ何も言わないので、ありがたかったです。

また、ビアエキスポ2025のロゴコンペに全員で参加することになりました。

個人ではこんなデザインできますよーみたいな見本(ポートフォリオ的な)を作ろうとしていました。

活動結果
シンメトリーが好きだということに気づきました。

招き猫の日にあげてみた画像(3時間半くらいで制作)


頼まれて作るものと、個人で作るもののクオリティが、圧倒的に頼まれて作る方が高く、モチベーションがうまく上がりませんでした。
自分から「私はこれ作りたいし得意だからこれ作るのよ!」みたいなのがあまりないことに気づきました。

考えたこと
パターンデザインは楽しくできるかなと思いました。あと、綺麗なだけじゃなく若干のユーモアがあった方が好きなのかなと思いました。

他に、手を動かすのは自分でも、メンバーたちを巻き込みながら何か作れたらいいのかなと思いました。

12月

ビアエキスポのロゴをチームでそれぞれ作ることになり、12月に発表となりました。1(近い目標を持つ仲間)と2(教えてくれる存在)をより身近に感じるようになりました。

活動結果
ビアエキスポのロゴコンペの結果がでました。
なんと、771作品の中から「佳作」として私たちの作品が選ばれました。

ビアエキスポロゴ【佳作の作品】

みんなでどうしたら審査員の方達の想いをロゴやコンセプトにのせられるかを真剣に考えました。

考えたこと
何かを制作する時。1人で考えるよりも、みんなで考えて作った方がいろんな視点で見れてより良いものができることを体験しました。

また、「みんなのために頑張らなきゃ!」という気持ちになって、とてもやる気がでたため、チーム制作はまたやってみたいと思いました。とても楽しかった!

結論と根拠、気づきなど

検証をしたいと思っていたことと照らし合わせながらまとめていきます。自己評価を10点満点中でつけていきます。

1 近い目標・目的のある人との交流したい(7点)
合宿でたくさん交流したり、コンペに挑戦、その他でもあってお話などをして、自分の中ではかなり交流できたほうだと思っています。皆さんの優しさがあったからこそだと思います。話しかけてくださってありがとう!の気持ちです。

2 教えてくれる人の存在が欲しい(7点)
ロゴコンペの時特に、アドバイスだけではなく、自分の作ったものの良いところなどもたくさん教えてくださいました。それがほんとに自信につながりました。本当に心強かったです。

ただ、もっとメンターの方々にいろんな作品を見せればよかったな!もっと教えを請えばよかったという意味で7点です。メンターの皆様は本当にすごい方です。

3 本以外の踏み込んだ勉強がしたい(7点)
合宿でそれぞれ実際にご活躍されている方の生の声を聞くことができ非常にためになりました。スクールでweb制作の勉強もちょこちょこ続けています。勉強に関していうと、実際に課題やご依頼があった時が一番成長できている気がします。

ただスクール勉強の進みが遅いので7点です。

4 発信力が足りん(5点)
自分の意見を言う、という意味の発信力であれば、昔の私なら言わなかったようなポイントをちゃんと伝えることができたな。と思う場面が多かったです。

snsに関しての発信力であれば、まだまだだと思います。何を伝えたい!がぼやけていることや、自分の発言に何の意味があるんだろうと思いがちです。

しかし、個人的に別アカウントで試してみたいことが生まれたので、そちらで発信力が鍛えられればなと思っています。

5 SNSの苦手意識を直したい(5点)
たくさん触れるようにして、なんとかTwitterを開くのがそこまで苦痛じゃないまでに持っていくことができました。また、クリラボ発信リレーなどを企画してくださったおかげで、前よりはかなり苦手意識が改善されたと思います。

6 やらなきゃいけない環境が欲しい(7点)
期限を設けてくださったり、チームでやってみよう!という企画を作ってくださったおかげで「みんなのためにもがんばらなくちゃ」となり、とても成長できました。ありがとうございました!

7 立ち位置やブランディングを考えたい(9点)
この半年間で自分は何が得意なのか、どういう方向性で行こうかがなんとなくわかりました。半年前までは本当にもやもやわからなかったのですごく大きな成果です。これもクリラボメンバーの皆様がいたおかげだと思っています。自分だけじゃわからないことに気づきました。

研究に関する考察、これから

クリエイターが地方で育って増えると、地域活性化につながるのか
まだまだテーマのような地域活性化までは至ってはいませんが、新しい働き方LABに参加したことによって、地方でもクリエイターとして生きていくことができるのではないか、という確かな手ごたえを感じることができました。

これから
・出会ってきた人たちとこれからも交流を重ねていきたい。
・snsで試してみたいことを実践する。
・web制作のスクールを最後まで終わらせる。
・架空の会社(サービス)のwebデザインを制作するために、みんなに協力を仰ぐ。

ひとまずこれらをやってみようと思います。

全体振り返り

・皆で協力すると楽しい!ってことや、みんなのために頑張ろうと思うと、私は120%くらいの力が出せること。
・自分の作品にはいい部分がたくさんあったんだなと気づけたこと。
・方向性がさだまってきたこと。
・ビビりな私でもいろんな人と交流できた!

などなど、本当に色んな気づきと成長を得ることができました。本当に参加してよかったです。これからも引き続き頑張ります!

ここまで読んでくださってありがとうございました!しーでした。

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