100冊分の言葉と出会った夏

今年の夏は100冊以上の本と出会った。

大半が息子と借りた絵本だが、毎日のように図書館に行く中で本当にたくさんの本に触れられた夏だった。

最近出会った本の一つに「まとまらない言葉を生きる(著・荒井裕樹)」がある。

子供の頃から言葉が好きな私としては、共感できる点が非常に多く、すごく素敵だと思える言葉にたくさん出会えた本だった。


私が中学生の頃、「言葉は魔法であり、作家とは言葉の魔法使いである」という作文を書いた。

我ながらいい作文だと思うとともに、「言葉は魔法である」という感覚は20年以上経った今も変わらないと思う。

むしろ大人になった今、より強くそう感じる。

「まとまらない言葉を生きる」の中でも、数多く読んでいる絵本の中でも、
たったひとつの言葉に心をぐっと掴まれることがある。

言葉はやはり魔法で、すべての本は魔法の本なのだ。

そんな言葉の魅力や大切さを芯から感じられた、2023年の夏だった。

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