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音楽ってぶっちゃけ稼げるの?ミュージシャンのお仕事事情を大公開!!

こんにちは。はが@しぇぱあどです。

「音楽ってTVで観るような大スターしか食っていけないんじゃないの?」
そう思っていませんか?

そんなことありません。
「音楽のお仕事」と言っても様々な種類があります。

「音楽を職業にする」ということはなかなか想像できないかもしれません。
「趣味や副業として、音楽は楽しみながらやりたい!」という方もいると思います。

ここでは本格的に音楽で生活している人のお仕事から、初心者〜中級者でも始めやすい「副業としての音楽」についても紹介していきますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

今や音楽は誰でも作れる時代になりました。

パソコンやスマホがあれば、楽器が弾けなくても、楽譜が読めなくても、映画音楽のような壮大なものから、バンドサウンドまであらゆる音楽を作り出すことができます。

音楽はスポーツと違って寿命が長いので、誰でもどんな年齢でも始めることができます。

「これから音楽を始めたい!」と思っている方はこちらの動画をご覧になってから先を読んでくださいね!
パソコン一台で楽曲制作する方法を解説しています。

僕は音楽大学をトロンボーンという楽器で卒業し、フリーランスの楽器奏者としてクラシックの演奏活動を行ってきました。
3.4年ほど前にパソコンで音楽を作るDTMという世界を知り、ローンを組んでパソコンを買いました。
それからは楽器の活動と並行してポピュラー音楽を作り、アーティストやアイドルの方に提供したりしてきました。

今回はクラシック音楽業界、ポピュラー音楽業界と色々な音楽業界をみてきた経験を踏まえて、音楽のお仕事事情を大公開しちゃいたいと思います。

結構裏側を書いてしまっているので怒られる可能性もありますが、そこは勇気を持っていっちゃいましょう!笑


好きなアーティストの楽曲、BGM、パソコンの起動音から、お風呂が沸いたことを教えてくれるあの音まで、「音楽」というものは私たちの日常に溢れています。

この記事では、そんな「音楽を作る人たち」が、
●どんな仕事をしているか
●どうやって稼いでいるか
について、細かく見ていきたいと思います。


音楽にはさまざまなジャンルがあります。
クラシック、映画音楽、ジャズ、ポップス、ブルース、R&B…
その中でも、ポピュラーミュージックを作る音楽家たちの職業を紐解いていきましょう。


ポピュラーミ音楽(ポップス)とは僕らがミュージックス○ーションやドラマの主題歌とかで聴くあれです。
華々しいステージ上で歌う彼らですが、現実はなかなか地味…?


ミュージシャン(アーティスト)のお仕事

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私たちが普段イヤホンで聴いている音楽のほとんどがこのようなアーティストの音楽ですよね!音楽をやっている人は全てミュージシャンでありアーティストですが、敢えてここは区別して書きたいと思います。

ワンオクやofficial髭男dism、あいみょん、スピッツ、ミスチル!みたいな感じです。

彼ら彼女らは、バンドやソロで活動する音楽家です。
だいたいが事務所やレコード会社という仕事を紹介してくれるところに所属しています。
主な収入源はメディア露出による出演料と印税、物販です。

ドラマの主題歌やミュージッ○ステーションなんかは、ここだけの話そこまでギャラは高くありません。
ただそこで認知度をあげてCDなどがどんどん売れてライブにお客さんが来れば儲かるわけです。

ミュージシャンの1番の収益源は「ライブ」です。
チケット収益は会場を借りるお金やセット代、スタッフを雇うことでなくなりますが、グッズの売上が莫大な収益となります。

コロナ禍の中、ライブができないミュージシャンは一番大きな収入源がなくなり、苦しい現状というものがあるんですね。

また印税はほとんど収益になりません。
昨今流行りのSpotifyやApple Musicのギャラはめっちゃ安いです。


昨今では、YouTubeなど収益化できるプラットフォームで楽曲を配信して収入とする場合も増えてきました。
また生配信を定期的に行いファンと交流することで「ギフト」と呼ばれる投げ銭を投げてもらい収入とする場合もあります。

様々なプラットフォームが増えて選択肢も広がっているんですね!

アーティストになるには?

特別な教育を受けていたり、資格を持っていたりする必要はありません。

メジャーアーティストと言われる人たちはレコード会社や事務所が開催するオーディションやスカウトによって選ばれます。

かつてレコード会社にお金が潤沢にありました。
オーディションやライブハウスで演奏しているダイヤの原石を見つけてきて大金を注ぎ込んでイチから育てる資金力があったんです。


今は時代が違います。イチから育てるお金はありません。

そのため、ある程度ファンがいて固定収益が見込めるアーティストをサポートして育てていきます。
現代ではライブ配信やYouTubeなど無料で直接ファン作りができるツールがたくさんあります。そうしたものを使ってファンを増やし、事務所に所属するというアーティストが増えてきました。

「ファンをたくさんつけるなんて無理…」

大丈夫!
あの有名なジャスティンビーバーは、YouTubeに投稿したある動画がきっかけで今や世界的な人気アーティストとなりました。

なにがあるかわからない時代。
ひとりひとりが売れっ子になるチャンスがあります。
できることから挑戦してみましょう!

プロデューサー(p)

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楽曲を総合的に制作する人です。
アーティストと一緒に作詞作曲編曲まで共同作業したり、自分で作曲から歌まで全て制作したりします。

米津玄師さんや小室哲哉さん、perfumeの中田ヤスタカさんのようなイメージですね!

パソコンの進化とともにパソコン一台で全てのことができてしまう世の中になりました。
作曲をし、自分で歌い、アレンジをして完成させることができるのです。
また、「初音ミク」に代表される、パソコンやスマホ上で歌詞を打ち込めば歌ってくれる「ボーカロイド」(ボカロ)というソフトが誕生してからは歌う必要もなくなりました。

「ボカロp」と呼ばれる方々ですね!!


さらにミュージック・ビデオまで編集してしまう人も…
プロデューサー(統括製作者)という名前の通り、なんでもやる人が増えています。

企画だけ考えてあとは周りの得意な人たちにやってもらう…そんなこともできますね!

YOASOBIのプロデュース、Ayaseさんはすべてクリックのみで楽曲を制作していたそうですよ!

作曲家(composer)

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歌手やアイドルなどに楽曲を提供したり、映画やドラマ、CM、ゲームなどのBGMを制作する人たちです。
アイドルや自分たちで作曲していないアーティストは他の作曲家に楽曲を依頼します。

「コンペ」と呼ばれる楽曲の勝ち抜き戦のようなものに曲を提出し、採用となればCDとなります。

コンペを勝ち抜くのは至難の技。狭き門を突破した一曲だけが日の目を見ます。
有名作曲家になってくると「〇〇さんに作曲してほしい」と依頼がきます。

何よりも、でっかい会場のでっかいスピーカーで自分の曲が流れるとめっちゃ感動しますよ!!

この記事の筆者は「officeGGW」という製作事務所に所属してクリエイターとして楽曲制作に追われています。

多くの作曲家が次の「編曲(アレンジ)」も同時にしてしまう場合がほとんどです。
パソコンで作曲しながらアレンジも同時並行で作っています。

編曲家(アレンジャー)

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作曲家が書いた曲にカラオケ(instrumental)をつける職業です。

こちらも自宅のパソコンで作ってしまう場合がほとんど。
また楽譜を作成して、スタジオミュージシャンに演奏してもらう場合もあります。

プロデューサー、作曲家、編曲家になるには?

クライアントの意図を汲み取っていろんなジャンルの名曲を生み出せれば大丈夫!
最近ではTwitterで仕事を受注する場合も多いです。

こうした音楽家の方々の経歴は様々です。

ということは、学歴や経歴なんて関係ない!ということ。

乃木坂46で多くの作曲を担当している杉山勝彦さんは早稲田大学理工学部建築学科出身だそうですよ!

誰にでもチャンスはあります。

こういった方々はクリエイター事務所に所属したり、個人で仕事を受注したりして、主に楽曲やプロジェクトのギャラ、それと印税で稼いでいます。
契約にもよりますが、編曲(アレンジ)にも著作権者としての権利が与えられることも。その場合は、印税収入があります。
実際は、一曲ごとの買取が多いのが現状ですね。

また、作曲家編曲家は制作会社やゲーム会社の社員として働いている場合も多いです。

サポートミュージシャン スタジオミュージシャン

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音楽を演奏するのはステージの真ん中で歌うアーティストだけではありません。

サポートとしてメンバーの横でギターやキーボードを弾く方がいます。
サポートミュージシャンです。

彼らの仕事はまさにプロ。
渡された楽譜をアーティストの要求した通りに完璧に弾きます。
高い再現性と臨機応変に対応できる柔軟性が要求される仕事です。

そんな彼らの主戦場はレコーディング現場です。
映画のBGMやアーティストの音源のカラオケ(instrumental)を録音するお仕事です。
会場入りしてから楽譜をもらうことなんてザラ。高い演奏技術が必要です。

事務所に所属しているか、人脈で仕事をもらいます。
気に入られる人間力も必要になってきますね!

ライブ一本〇〇万円、レコーディング一日いくら、のようなギャラで稼いでいます。
メインのアーティストさんよりサポートの方が収入が多いことも!!

サポートミュージシャンになるには?

ピアニスト、金管楽器、木管楽器、弦楽器の方は音楽大学を卒業している程度のテクニックが求められます。
最近ではギターやベースの方も音大のポップス科を卒業した方が多いそうですね

プロフェッショナルな現場なので「人気」だけではダメ。
高い演奏技術と「偉い人」に認められる人間性が大切です。

音楽講師 トレーナー

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教室の先生やボイストレーナー、学校の講師など、「音楽を教える」お仕事です。

音楽活動をするには経験豊富なプロの方から教えを受けるのが近道です。

音楽教室で各楽器や歌の指導を受けたり、トレーナーとして個人レッスンを受けると高いスキルが身につくと同時に、上達のスピードが段違いに速くなります。

音楽の理論や技術は独学で勉強しても身につくかもしれませんが、「経験」だけは手に入りません。
先生の経験を伝えてもらう、プロの仕事を身近で感じることは何にも変え難い唯一無二の体験になるでしょう。

音楽大学における勉強はレッスンが主です。
先生について自分の演奏や作品を見ていただき、アドバイスをいただきます。

講師 トレーナーになるには?

大学、専門学校の講師や個人レッスンのトレーナーには特に資格は必要ありません。
ただ、「教員免許状」があると採用される確率が高まるみたいです(あくまで噂ですが)。

筆者も「教員免許状」を持っています。
トレーナーのお仕事は表舞台に立つことはありませんが、サポートさせていただく中で生徒さんが成長してくださったり、作品を完成させて目をキラキラさせている様子を見ると、とてもやりがいを感じます。

講師業は一生懸命工夫して
「どうやったら伝えたいことを伝えられるか」
「どうしたら、役に立てるか」
を考えるお仕事。

人の役に立つのが好き
人の話を聞くのが好き
という方は向いてるかも!

僕がボイトレさせていただいた「森サークルアイドル部」の皆さん↓

スタジオエンジニア

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レコーディングスタジオでマイクの調整や録音機材をいじってより良い音を録音するために働くお仕事です。
豊富な知識と経験が必要。

個人的には「忍耐力」も大切だと思います。
アーティストのレコーディングは長時間に渡るため、最大限のパフォーマンスを引き出すためにじっと待ちます。

PAエンジニア

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こちらはライブ会場でリアルタイムで音量の調節などをする現場のエンジニアさん。

機械を扱う以上、トラブルは付き物です。臨機応変に対応して解決できる経験と知識が必要です。

エンジニアになるには?

多くのエンジニアさんが専門学校を卒業しています。専門学校では機器の操作や専門知識などを学びます。

エンジニアさんはほとんどの場合、事務所やスタジオ、ライブ会場に所属しています。

ここにあげられなかった、マネージメントや企画会社、舞台上で機材を運ぶ方々、照明さん、ヴィジュアライザー、など多くの人々の働きによって音楽は作られています。

副業としての音楽

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ここからは、
「本職があるし、趣味で音楽続けたいけど収入になればいいな」
「いずれは音楽だけでいきたいけど、とにかくお金にしたい!」
という方に向けて音楽を始めて最初にするべきお仕事をご紹介します!

儲かったお金で…
はい、機材買っちゃいますよね笑笑 わかります笑


まずは、生配信!!

今、大流行中の「ツイキャス」や「17LIVE」に代表される生配信アプリです。
ファンの方から「ギフト」を投げてもらって稼ぐやり方ですね。

TikTokにもLIVE配信機能がついてお金を稼ぐ機能が整いつつあります。


次は、「ストック系」と呼ばれるもの。

Audio Stockのようなサイトに曲や効果音を作成して登録しておきます。
その素材が、誰かの動画の効果音やBGMなどに使われると収益が入る仕組みです。
これだけで月収〇〇万円!!なんて方もいらっしゃいますよ!

そして、なんといってもYouTube!!
バズればあるかもです!!


最近では、MIX師と呼ばれる方も増えてきています。

Twitterや「ココナラ」などのクラウドワーキングアプリなどで、「歌ってみた」のレコーディングや、カラオケと歌を組み合わせる作業をする方です。

このMIX作業というのはかなりのテクニックが必要です。しっかりとした技術があれば、いろんな歌い手さんが依頼してくれると思いますよ!

「ココナラ」などで作曲や作詞、編曲のスキルを売り物にしている方もいますね!

また、TikTokでバズった音源を作った人に音源制作の依頼が来たりすることもあります。

そして、安定した収入を得られるようになれば、音楽一本で生きていくのも夢ではありません!

TikTokやYouTube、Netflix、SNSなどなど…
効果音やBGMほか、音楽というものの需要は年々高まっています。
どこにチャンスがあるかわからない世の中!
とにかく始めてみましょう!!

このほかにも、批評家や音楽雑誌の方など音楽の仕事は多種多様です。
これが知りたい!!って職業があったらコメントに書いてくださいね!

音楽の1番の魅力は、「誰でも、いつでも始められる」ということ。

そして流行ったら、夢のタワマンに住めるかも・・・?


今日のお話は、「これから音楽を始めたい」と思っている方にとっては空をつかむような話かもしれません。
でも、PCかスマホがあれば今すぐにでも始められます。

演奏したり、作曲したりすることは興味さえあればそこまで大変ではないんです!

「ひとりじゃできないな…」
「やり方がわからない…」

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トロンボーン奏者で作編曲家である僕のトロンボーン吹いてる作品も最後に貼っておきます。

BTS\Butter (instrumental cover)

オリジナル作品はこちら↓

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