両手にクレープ持ったおじさん

近所にクレープ屋があり時々行きます。

奥さんの分と2つ買って、家近いんで袋要らないですと言って両手に持って歩いてると、これおじさんが両手にクレープ持って歩いてる画ってちょっとコミカルじゃんと恥ずかしくなる。
そしてエレベーターのボタンを押すのが難しい。冬は厚着だから肘の範囲が広くて8階だけど前後1つずつ押してしまう。あと一番上にある閉めるを押そうとして右ひじ左ひじみたいなすごいポーズになってしまう。結局届かなくて押せないんだけど。

当たり前だけどポケットから鍵を出して開けるなんて出来ないからインターホンを押す。奥さんが息子にパパ帰ってきたよ~ドア開けてきて~とかやってて、1歳半の息子が開けられるわけなくてドア越しにうっすら聞こえるその茶番のあいだ俺はうっすら笑いながら待ち続ける。

両手にクレープ持ったおじさんがニヤニヤしながら玄関の前に立っている、見られたくない案件だ。

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