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フレンチディスパッチ ザ・リバティ、カンザスイブニングサン 別冊 雑多感想ツイートまとめ
記録用
引用形式のものは自分のTwitterから それ以外はあちこちにメモしたもの
ウェスアンダーソン大好き倶楽部(泣)
![](https://assets.st-note.com/img/1644225416502-Rd8vnq5Xtd.jpg?width=1200)
ウェスアンダーソンの不器用な人間の描き方と画面に溢れる偏愛が好きなので、ダージリン急行以来、当時DVDを借りたり映画館で観れたりしたものはほとんど見た。フレンチディスパッチ(以下略)別冊は、その中でも一二を争うくらい好きだったかもしれない。
雑誌愛を感じたなぁ 編集者への愛も感じた 泣くもんじゃないのに最後ほろっと泣いちゃったや
フレンチディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イブニング・サン別冊(声に出して言いたいタイトル)、ウェスアンダーソンの偏愛が詰まった映画だったな〜泣 偏愛映画が大好き
フレンチディスパッチ超良かったけど、でもちょっぴり何個か違和感ある字幕あったな、その文字回しだと英語リスニングとの同時情報吸収しないと誤解生むのでは…?みたいなとこ何箇所かあった
字幕に違和感があるというか、英語リスニングの補完ありきでしか意味を為さない部分があったのがかなり気になった。日本語字幕の文面だけだと違う意味に捉えられたり対象が変わったりしちゃうのでは?という…。2回目見たら追記します。
この登場人物の多さがそのままウェスアンダーソンの偏愛の量だったし雑誌の厚みだった
![](https://assets.st-note.com/img/1644225913533-SRSXirc0hB.jpg?width=1200)
フレンチディスパッチの話まだポロポロする、台詞がずーっと書き言葉なのも良かったなぁ、印刷、出版、書くことへの愛…
雑誌の各特集のストーリーがその記者(編者)のモノローグによって語られる形式だったので、雑誌の書き言葉をそのまましゃべっているみたいな感じで、見る活字だった。活字のオタクなのですごく脳に入ってきやすくて心地よい情報量だった・・・。
ウェスアンダーソンの映画、視覚や聴覚的に気持ち良いだけじゃなくてそこにあるちょっと偏屈な愛が好きなんだと思う
あと人間の営みに対する独特の描き方が好きだな、情報量多いと言われがちだけど、人間って一人一人を描こうと思ったらそうだよね、些末で膨大な事象の集合なんだから…と思うし、あんまりパンクしたことないかも
パンフレットがまるで読み応えのある「雑誌」だったのも良かった
文化誌の体裁を取っていて、映画パンフレットというよりも雑誌だった。中身も濃くてすごくよかったので何回も読み返している。
ウェスアンダーソン作品見ると本当にいつも「この人って人間が好きなんだろうなぁ」って思う
▽長文ツリー感想(一部編集)
フレンチディスパッチ(略)別冊の「情報量が多かった」て感想が結構多いのを見ていて、(*確かに画的な情報量めちゃ多かった。そうじゃなくてストーリー面・字幕面での情報量の話をしている場合に限るんだけど、)
いわゆる文化系雑誌の文字情報量をそのままスクリプトにして各パートの書き手が喋るみたいな構造になってたから、字幕がセリフじゃなくて「書き言葉」だったのが大きいのかな?という感じがした。
普通は映像で説明し終わるところを記者が自分の文体に合わせて主体的に語るから、映像を自己処理じゃなくてその記者の目線で受け取ることになり、尚且つそれが書き言葉風のスクリプトで脳処理バグるみたいなところがあるのかな?と。
今って映像全盛期時代で、「なんでも動画でわかりやすく説明!」になった結果いわゆる「文字離れ」が進んでいる。それに伴って「読む力」がどんどん失われてってるけれど、文字による情報って受け取り手の読む力(読解力とか想像力とか)によってはこれくらい膨らませることができるし、実は動画よりも膨大で密度のある情報量を吸い込めるものなんだよな!!わかる!と思った。
そして、凄腕の記者/作家が文字に込めることができる情報量って半端なくて、この凄まじい量なんだよなぁ、と思う。フレンチディスパッチ、そういうところがめちゃくちゃ活字及び雑誌への愛を感じたよ〜(泣)
読書家におすすめの映画だなぁと思う。
(画的な情報量に関しては普通に全然多かったので次は"言葉を聞く"ことを楽しみながらめちゃくちゃ画を観てこよう)
一旦終わり
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