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第3話 彩奈、面会する



※執筆中に相談した方から、「政治」や「法」が独立して存在するようなイメージに見えるが、三権分立の考え方で、「立法」「行政」「司法」にしたほうが良いのでは?というご意見をいただいきましたが、とりあえずそのまま掲載しています。検討して修正するかもしれません💦


※1992年にイランとのビザ免除制度が解消されたのは、偽装テレホンカードを販売するなど犯罪が増えたからとの見解もあります。当時の犯罪率などは、別の章で後日記載予定です。
当時、犯罪が見られたのは事実ですが、それはもちろん、来日イラン人全体に当てはまるわけではないことはご理解ください。




※当マンガが報道やドキュメンタリーを否定・軽視しているわけではありません。あくまでもこのキャラクターの意見です。

作者より
『シェハニの家』
は、作者が、難民申請者、仮放免者、被収容者、その家族、弁護士、支援者への取材と、作者自身の体験、関連書籍や報道をベースに書いているフィクションです。

第3回までに「難民」「移民」の事情をわずかながらも扱いました。今後、より多くのケースを書く予定です。
物語の中で、エドやシェハニは比較的安心できる場所を確保できていますが、問題の入口を比較的読みやすく、という考えでこのような設定にしています。現実には衣食住、医療を確保できない人が非常に多く存在します
今後は、そのような厳しい現実も書きつつ、入管行政の理不尽さをいろいろな角度から見ていきます。

入管問題を多くの人に知ってほしいので、どんどん続きを書きたいですが、2022年8月現在、本作は全く収入源ではなく、食うための仕事(自営業)に時間を使わざるを得ません💦
そのため、noteのサポート機能で課金していただけると、その分自営業に使う時間が減ってマンガが進みます
(取材対象が無数にあるのに、金銭が追い付いていない現状もあります💦)
また、何気なく見える会話でも、法的根拠の確認などに時間がを要するので、執筆にすごく時間がかかります。
このような点を汲んで、ご協力いただけると嬉しいです。

なお、本作は「人権」「入管問題」を読みやすく伝えるために、エンタメ要素(恋愛や笑いなど)も意識的に盛り込みますが、中心は問題提起です。そのため「エンタメ的オモシロ展開」を追求することはありませんので、ご協力くださる方は、その点をご理解いただければ幸いです。

今後の予告↓

★今回参照した書籍やサイト
1スリランカの南北女性をつなぐサリー・リサイクル・プロジェクト:特定非営利活動法人 パルシック

2・イラン・イラク戦争 :鳥井 順:パレスチナ選書

3・イラン現代史 従属と抵抗の100年:吉村慎太郎:有志舎

4・移民政策とは何か: 日本の現実から考える:高橋 幸:人文書院

5・国家と移民 外国人労働者と日本の未来:鳥井 一平:集英社新書


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