[転職]第二新卒について考える
第二新卒ってよくいうけど、
第二新卒ってなんだ?
とふと思ったので考えてみました。
第二新卒の定義
まずは考える前に、
第二新卒っていう言葉は定義されてないのか?
というのを知るために
ChatGPT 3.5で聞いてみました。
「ある程度」とか「場合があります」
みたいな表現が目立ちますね…。
ChatGPTでは明確な説明はできないようです。
他でもいろいろ調べてみましたが、
結論として明確な定義が無いようです。
何歳までが第二新卒?
じゃあ何歳まで
(もしくは社会人何年目まで)
が第二新卒というブランドみたいなものに
当てはまるのでしょうか?
前述の通り、
明確な基準はないようですが、
転職サイトによって
24~27歳と言ったり、
27~29歳と言ったり、
いろいろあるようです。
数字はバラバラですが、
大事なのはその根拠ですよね。
なぜその年齢としているのか
という理由です。
基本的には、
社会人経験を数年積んでいて、
かつまだこれから活躍していける年齢層
みたいな根拠です。
なので上記の数字は
高校まで卒業して、
留年や浪人をせずに4年制大学を出て、
新卒で入った企業で2年以上勤務して、
ある程度社会人経験を積んだ20代
みたいな意味合いになります。
いろんな人生を歩んでいる人がいる中で
年齢で定義するのが難しいのは当然ですね。
なので自分は第二新卒かな?
という自覚がある人は大体当てはまっていると思いますが、
自分はもしかして違うかも?
という人もあきらめる必要はないと思います。
企業が本当に欲しいのは
第二新卒というブランドではありません。
前述の「ある程度社会人経験を積んだ20代」
ですから、
社会人の初歩から教える必要はないけど、
経験を積んだプロフェッショナル人材ではない
(=人件費がかかりすぎない)
人が欲しいんです。
なので、個人的には
ポテンシャル採用
の方が目的がわかりやすく表現されているな
と思っています。
なので、
さすがに新卒1年目はちょっとその枠に忍び込むのは
難しいかもしれませんが、
30歳になっちゃったから絶対ダメか
というとそうではないと思っています。
今までやってきた業種・職種で
第二新卒枠を狙うと言われれば
今までの経験はなんだったのか…?
とツッコまれてしまいますが、
別の業界や職種を目指した転職であれば
30歳だとしても、
今までの経験も押し出しつつ、
ポテンシャル要素を30~50%くらい
推し出してもいいんじゃないかな
と考えています。
最終的には
判断するのは企業側なので、
企業側がOKだと言えばOKなんです。
実際に30歳で
第二新卒枠で入ってきた
同僚もいました。
なので諦めずに、
自分の何をアピールできるかを
考えましょう。
第二新卒が意識すべきこと
というわけで、
第二新卒という言葉について
コアとなる要素はあるものの、
そんなにくっきりとした境界線はない
ということを
お伝えしました。
じゃあ
自分は第二新卒枠を
狙っていきたい!
となったときに、
どのような意識が必要でしょうか。
まず考えなければいけないのは、
企業が欲しい人物像です。
当たり前じゃないか
と言われてしまうかもしれませんが、
意外と忘れてしまうんです。
例えば面接の際に逆質問の機会は
必ずありますが、
逆質問を2~3問くらい
頑張って用意しておく。
というのが基本的な対策です。
でも何を聞けばいいのか?
ということになりますよね。
ただそれは企業が欲しい人物像
について考え切れていないからです。
企業が欲しい人物像を
その企業のHPや募集要項で見ても
何となくしかわかりません。
なので自分のアピールポイントが
本当にその企業にとって魅力になるか
ちょっとずれているか
しっかりとはわからないんです。
なので、逆質問と言われたら
その人物像だとか、実際のメンバーだとか、
どんな能力が活躍するかだとか、
いくらでも質問はできるはずです。
それらの質問が、
自分の経験を活かしながら上手くチームにフィットするように
具体的に考えている。
という印象にもつながると思います。
能力や資格や志望動機なんて
書類を見ればわかります。
でも
それらを転職先で活かそうと考えているかどうか、
志望動機は本物か?どれほど情熱を持っているか?
は文字ではわかりません。
それを表現するのが面接だと
僕は考えています。
だからこそ、別のコラムで言いましたが
一つのストーリーを作る
ことが大切です。
過去があって、現在があって、将来像がある。
その将来像に企業と自分お互いが合致しているのか?
をお互いに判断するのが面接なんです。
こちら側も評価・判断できるように、
しっかり質問しましょう。
そのために、企業やそのチームが欲しい人物像は?
という疑問は必ず必要です。
できるだけ、事前に情報は集めておいて、
その人物像に寄せていく形で
自己PRを作っていくことも大切です。
新卒との違い
言うまでもなく、
第二新卒と新卒は
違いますよね。
ただ折角改めて
第二新卒ってなんだろう
というテーマについて
考える機会なので、
新卒との違いについても
勝手に考察していきたいと思います。
新卒には明確な定義があるので、
新卒かそうでないかについては
迷う余地がないと思いますが、
まず、新卒とか第二新卒っていうのは
ブランド的なものですよね。
じゃあブランドとして
どう違うのか。
先ほどと同じように企業視点で、
企業から見たブランドイメージ
と言う観点で考えていきます。
だいたいこんな感じかなと
思います。
第二新卒の
・社会に慣れてきた
・個性が出てきた
・初任給よりは高い
については
個人の能力や経験年数によって
ズレがあるものの、
新卒ではない
ということが利点であることは
間違いないでしょう。
なので、
ポテンシャル採用だからといって
新卒との同じように振る舞えば
じゃあ新卒でいいじゃん
と言うことになってしまいます。
社会人として
経験を積んだからこそ出せる
堂々とした態度
というのは企業から
期待されるでしょう。
まとめ
ということで
色々と書いたので、
最後にまとめていきたいと思います。
一番重要なところとして、
企業が欲しい人物像を考える
ということをお伝えしました。
なのでステップとして、
1. 企業のWebサイトや募集要項などで企業が何をしたいか、どんな人を望んでいるかを調べる。
2. できるだけ1の人物像に寄せる形で自分の経験や能力を語る
3. 1では分かりきらない細かな人物像を面接官に聞いてみる
4. さらに3に寄せる形で自分の経験や能力を考えてみる
5. 3と4を繰り返す
これらの質を上げられるのは
他でも無く準備だけです。
そして
自己分析も企業研究もしっかり行なって、
その上でどんなに考えても
足りないからこそ、
生の情報を仕入れられる
面接がチャンスなんです。
彼を知り、己を知れば、百戦殆からず。
です。
情報武装していきましょう。
少しでも転職のモヤモヤを
解決できれば幸いです。
もっと違うことが聞きたいなどあれば
ご遠慮なくリクエストください。
質問でもいいです。
X(旧Twitter)のDMでも
なんでも大丈夫です。
ではまた。
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