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悩ましい人間の嫉妬について

憑き物。と言えばそれまででしょうか、いつの世にもそんな人間のマイナス感情が世間を渦巻く光景と言うのが、様々なメディアを通して見受けられるようにも思ったりします。

筆者としての経験も、始めてそれが他人からの嫉妬なのだと痛感した出来事があったのが、遡ってみては小学生の頃です。

同じスポーツ少年団に通っている子によってそれは起こります。

「アイツにパスをするな。」

あまりに目立ったプレーをしていたからでしょうか、微かに聴こえてきたセリフでした。それでも割と負けず嫌いな自分はもっと攻めていかなきゃダメだと思っていました。まだまだだと。

ただ、その子は違ったんでしょう。チームが勝つ事よりも、自分が誰よりもメインとなって注目を浴びていたい。。。

または、自分が誰よりも活躍する事によってチームが勝つ事が望ましい。。。

相手の事を思うとそんな風にそのヒトからは捉えていたのではないだろうかと言う気がします。

実際にパスを貰えなくなった状態のままで、チームは負けてしまいました。

敵は身内にアリ。と言う事を何年も後になってから学ぶ事になります。対立したい訳でもないながら、人間の関係性におけるその和の中では、そう言った現象が起こってしまうものなんだと、歳を重ねる毎にうっすらでありながらも気付けるようになった気がします。

その子はもともと両親が離婚した家庭環境にて育った様子でした。割と身近な存在ながらそれに初めて気付かされたのが中学生の時だったと思います。他人に対してそのような態度を向けてしまう気もわかる気がしました。

または、

もともとがそんな遺伝子の元に産まれてきた様な事もあるのかもしれません。。。

昨今の脳科学と言うジャンルを興味深く、書籍や動画などで検索してみると意外な事も数多く世の中にある事実だと言う事に直面します。

通常とは変わったタイプの人間がこの世には存在している。と言う事です。

その一つがサイコパスと言われている人間性です。

自分の利益の為には他人を犠牲にしてまでも自らに得のある行為をし、他人からの指図は受けない。さらに他人が悲しいとか喜んでいる事実に共感する事ができず、思いやりと言う感覚がまるで無い。

まさにそう言った感じのニュアンスもある様なヒトでした。

イタズラが好き。と言うレベルだとは言えなかったと思います。先生方からも見られ方が少し違っているところがありました。あまり感情を表に出すタイプでは無いながらも、説教されているのがわからないのかなと言う面もあった気がします。

読者の方でも、世間にある嫉妬や妬みに悩まされていると言う事はもしかするとあるのではないでしょうか。自分の喜びを表現したいだけなのに、他人からはなぜか攻撃されてしまうと言った出来事です。

特に最近のコロナ禍における人間関係ではそれがギスギスした雰囲気を世間に漂わせている様にも思います。人間の脆さと言うのはとある極限状態の際にその真実が明かされると言われるのは、心理学的に見て確かにそうなんだなと思わされる時があります。

そんなある種絶望感に苛まれる環境に居ながらも強さを維持してられるヒトって言うのはなかなか少ないかもしれませんが、現代では薄れている様な倫理や道徳観からの見方として忘れない様にしていかなければなと思う所存です。



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