やりたい事探しの”2つのセオリー”【クライアントさんから来たズル休みの連絡】
とっぷり日が暮れた夜。
仕事を終えてオフィスを後にしようかという頃。
スマホの通知が鳴りました。
んん、、、、?
こんな時間に珍しい。
クライアントさんからです。
などと罰が悪そうな様子が文章から伺えます。
なるほど、、、、笑
これはちょっと面白い。
一旦スマホをしまって、ビル街を駅の方に歩きながら考えます。
なんだろう、、、、こういうのって重なるのでしょうかね、、、、。
昨日セッションしたクライアントさんも言ってたんだよな。
ひつじ界隈で流行っているのでしょうか?”ズル休み”。
どうしたのよ皆さん。実はクライアントさん同士、裏で示し合わせているのでしょうか?大変ウケます笑
おかしくて電車に乗ってからもしばらく笑いを堪えなければならなかったのですけども、笑いの波が収まるとまた別のことを感じるようになります。
何感じたかというと「そりゃそうか。」なんていう気持ち。
やりたい事を見つけた彼女らだったら、そりゃズル休みくらいするよなあ、、、なんて思うのです。夢を叶える前に、心の休息に集中できる彼女らだったら。
何気ない笑い話に聞こえるかもしれないけども、実はズル休みをできるかどうかって、やりたい事がみるかるかどうかにつながっていたりします。
今日は少しだけ、やりたい事探しにおける”2つのセオリー”の話をしますね。
「見つける」が先か、「辞める」が先か。
私の元に寄せられるお悩みで最も多い類のものです。で、この主張を一つ掘り下げると
なんてお話が転がりできてきます。次の仕事は何にしようか?せっかくなら本気で”やりたい事”がいいな。そんな思いを引っ提げて私の元を訪れてくれるのです。こんな類のお悩み相談のプロになって、もう2年が経ちます。実際にやりたい事を見つけて人生を大きく変えて巣立った方がたくさんおりました。
で、累計60人ほどとお話ししていると、、、、もうぶっちゃけ、、、ここまでくると、やりたいことを見つけるためにまず必要なアクションが何か、、、夢を見つけて叶えている人が何をしているかの、共通点が見えてきます。
何かっていうと「やりたい事を見つけるより先に、職場から離れていること」です。
【Theory.1】
見つかっているものから叶えていく
やりたい事探しには2つのセオリーがあります。
1つ目は「目先の小さい”やりたい事”から少しづつ叶えていくこと」です。
多くの人が探している「やりたい事」って、人生を捧げられるような壮大なものな気がするのですけど、そもそも眼前に転がっている小さい願望から叶えていかないと、自分の心の根っこまで辿り着くことはできません。
で、そのセオリー通りに彼らの悩みに向き合うとするならば(みんながセオリーに当てはまるわけじゃないけどね)、彼らがまず着手するべき「目の前の小さい願望」はなんでしょうか?
彼らが一番最初に口にしていた、共通するやりたいことがありました。
それは「仕事を辞めたい」なんて物です。今現在の「本当にやりたい事」って、もう仕事を辞める事以外にないんじゃないですか?
仕事を辞めたい!の根っこにあるものは、、、、これは人それぞれでしょうね。
もっと人生について考える時間が欲しいのか。
任されている仕事が自分の興味に合っていないのか。
人間関係が要因なのか。
なんにせよ、今頭の中の容積が「辞めたい!」に埋め尽くされている状態で、「本当にやりたい事」なんていう高度な情報処理をする頭のコンディションは整っているのでしょうか?
パソコンだったら、たちまち動作が重くなって再起動するハメになります。
「仕事を辞めたい」「やりたい事を見つけたい」
この二つのデータ処理を同時に行うのは、メモリーを食いすぎるのではないでしょうか?それでも頑張ろうとして、緊急シャットダウンするようなハメになってしまいませんか、、、?
突然電車に乗れなくなるとか。
突然涙がこぼれてくるとか。
そもそもベッドから出れないとか。
私はありましたよ。
そんな類の経験が。
また別でお話ししますね。
私の夢を叶えたクライアントさんたちって、何かしら大きく会社組織から離れた期間があります。
・仕事を辞めて、とりあえずインドに行ってみた。
・4年間の育休期間
・転職に伴て生まれたまとまった自由な時間。
・消防士を辞めて独立した。
彼らはまずやってみたんです。
眼前に転がっていた「仕事を辞めたい」を。
【Theory.2】
まずは小さく始める。
だから、やりたい事を見つけたければまずは仕事を辞めてみることから始めればいいと思う。絶対にうまくいくから。絶対にうまくいく。
ただ、みんなが仕事を辞められるわけではありません。
怖いものね。失業。収入の消失。職歴のキズ。
正直、ひつじは失業も収入ゼロの期間も、、、、なんなら借金も、職歴のキズも全部経験しているので、これらを一時的に負う事くらいどうってことないって思ってしまう。そんなもの後からいくらでも巻き返せる。
辞めたい!っていう強い意志があるのに、何も行動せずに若い時間と体力を好きでもない事に浪費し続けることの方が勿体無い。
、、、、でも私だって消防士をやめる前は怖かった。
なので、恐怖と立ち向かっている最中に「仕事やめたいの?そしたら辞めりゃいいじゃん。」なんて言われても動けないのはとても想像がつく。
私なら無理さ。怖いよそりゃさ。
進んでみたいのに、怖くて進めない時、、、、こんな時は「やりたい事探し、第2のセオリー」を使う時です。何かというと「小さく試すこと」です。
「仕事を辞める」なんていきなり大きいリスクを負わなくても、生活の中で仕事が占める割合を少しだけ減らしみても良いのではないでしょうか。
だったら自分都合のズル休みくらいはしてもいいのではないですか?
それが今一番したいことなんだったら。
まず、眼前のやりたい事を少しづつ叶えていかないと、自分のやりたい事は見つかりません。
彼女らがやりたい事を見つけることができたのは、社会に求められている「労働」よりも、自分が求めている「休息」を優先できる価値観を身につけたからです。
こういう小さい「やりたい事」の積み重ねがやがて大きい目標の到達につながるのではないでしょうか?
起業とかさ。
グランプリ受賞とかさ。
だから辞めたかったら辞めましょう。
休みたかったら休みましょう。
「眼前のやりたい事」から「小さく叶える」をしていきましょう。
おしまい!
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