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すべての人がプロの受診者を目指すべき理由

こんにちは。

今日は先週、整形外科を受診した経験から、すべての人がプロの受診者を目指すべき理由について書きたいと思います。

経過観察の為、病院受診

先週、頚椎椎間板ヘルニアの経過観察の為に病院を受診しました。

前回は土曜に受診しましたが、先週は土曜に用事があったため、金曜に仕事を早退して受診しました。

受診にあたって

私なりに病気について調べました。

頚椎椎間板ヘルニアは激痛から1ヶ月以内に鈍痛に変わり、拗らせなければ数ヶ月で自然と治る病気です。

私としては、この日は血行促進剤のおかげでだいぶ痛みが取れたこと、しかし、まだ鈍痛があり痛み止めは継続したいことを伝え、ヘルニアが治るってどういう状態かについて聞きたいと思っていました。

担当医が違う

名前を呼ばれて中に入って見ると、前回と違うご高齢の先生でした。

どうやら金曜のみ勤務医の先生が担当されるようでした。

状態はどうかと聞かれ、痛くなくなってきたと答えました。

すると

「じゃあ痛み止めはもういいね」

と言われ診察が終わりそうになりました。

いやいやいや。
待て待て待て。

このまま終わらせてしまってはマズイと思い、先生の話を遮って自分の聞きたいを聞き出しました。

時には立ち上がり、時にはMRI画像を指差しながらプレゼン&交渉です。

その結果、無事痛み止めをもらうことが出来、「ヘルニアとはなにか」から「治ったらどうなるか」まで聞き出すことが出来ました。

医者と患者の残念な関係

結果的に今回診て下さった先生は、こちらからしっかり聞きさえすれば邪険にせず真摯に説明してくれる良い先生でした。

しかし、もしコチラから聞きたいことを切り出していなければ、患者を顧みないヤブ医者と判断していたことでしょう。

中には、そうした評価を口コミサイトに書く人もいるでしょう。

病院の口コミが荒れていたり、実際と違うのはこういうことも一因にあるのだなと思いました。

医者は接客のプロではないし、一人に割ける時間は限られる

医者は接客のプロではありません。

敢えて偏見でモノを言わせてもらえば、むしろそうしたことが苦手な人が多い気がします。

かゆいところに手が届く、コンシェルジュのような接客は望むべくもないでしょう。

おまけに人気のある良い先生であればあるほど、患者が多く一人に割ける時間が限られます。

医者という仕事は高給の仕事であるものの、時間を切売りする商売であり、どうしても時間が限られます。

プロの受診者を目指そう


質の高い医療サービスを受けるには、受診者側にも受け身ではなく積極的な姿勢が求められます。

事前に症状について学び、何を伝えて、何が聞きたいかをまとめておく必要があるでしょう。

自分で病名に目星をつけておくと、より話が通りやすくなる印象です。

こういう症状の為、こういう病名を疑っていて、どういう治療がして欲しいのかを事前にまとめてメモしておくことで、スムーズに診察が進みます。

もし、見立て違いだったり、もっと良い治療法がある場合は指摘してくれますし、先生の時短にも繋がります。

こうすることでより多くの人が質の高い医療サービスが受けられるようになるでしょう。

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