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【日記】推しに狂わされているのか推しに生かされているのか

※10-11月くらいの2023年推し活ハイライトな時期に認めていたんだけど、下書きのまま眠っていたので放出。今この頃とはまた違う状況なのだけど、自分はこんなこと思っていたのか〜という記録用。ちなみに日プ女子は推しがデビュー出来たり出来なかったりしました。

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 ハマるのかと疑心暗鬼ながら、自称アイドル全般大好きマルチアンテナOL(呪文-MIROTIC-←言いたいだけ)のミーハー心で日プ女子を見始めたら、はちゃめちゃ熱を上げていてさあ大変。
木曜日がノー残業(は無理だが、1時間くらいまででか在宅でギリギリまで働く)DAYになりました。
女の子(同性)って、ハマれるのかな〜?って言っていた9月の自分。よく思い出してください。10年前AKB握手会行くくらいハマってましたから。

女の子って本当に可愛い!って少し前のCANMAKE TOKYOのCMみたいなテンションでずっとみんなのことを可愛い可愛い言ってる。
※キャンメイクは、女の子って本当に楽しい!でした。時代の流れで変わっちゃったんだねー。

語り尽くせないので、日プ女子の推しの話はまた別でする。

Xで、所謂サバ番垢のうち、ちょっとフォロワー多い、これも所謂大手垢(私はこの言い方あんまり好きじゃないが)をいくつかフォローしている。

その中で、某アカウントの方が「推しに狂わされたいというのは、本当は元の(自分)人生が狂っていて、推しのおかげでようやく人間らしさを取り戻すことが出来ている」みたいなことを言っていて。
なるほど、となった。
※原文ママじゃなくて、ニュアンスです。

これは私が悲観というか、どちらかというとネガティブなタイプだからだと思うんだけど、
恐らく私も、基本的に推し(アイドル)のことを考えている時か、キッチンハイターであらゆるところをピカピカにしている時くらいしか目の輝き取り戻していない。日常では。

 アイドルに再度ハマってから、この3年くらい。どれだけ国の経済やモラルやら全てが衰退して、どれだけ自分が住んでいる国に絶望しただろうか…(ネガティブの規模がデカい。)
毎年「嗚呼、今年もオタクばっかやってたな。来年はもう少し高尚に生きよう」と思っているのに、結局アイドル(年によってマイブームの差はあるが)のことばかり。病かな。

時間にゆとりがあり、比較的好きな(オタクなので?)勉強をして、好きなバイトをして、稼いだ分好きに使えた学生の頃は、ガールズカルチャーに傾倒したり、シティポップ(流行ってた〜)バンドのライブ行ったり、映画観たり、マンガ読んだり、化粧品買い漁ったり、まあ今も変わらずにやっていることはあるけどなんかもう少し「文化(カルチャー)」を重んじていたと思う。
アイドルが文化ではない、と言いたいわけではなく。

今は、仕事に家事で忙しいからそんなに心身・時間のゆとりなんてない。
残された貴重な時間はスマホで漫画を読むか、推しのYouTubeをみるという選択肢に狭まれていく。
それが、なんだかもの寂しいような気もするし、それのおかげでなんとか毎日生きれているような気もする。日常がそんな思いの連続である。

一方で、こうして私は日々推しのおかげで生きながらえているのに、あらゆる困難が推しに立ちはだかった時、なんてオタクは無力なんだろう、とも思う。
今年いろんなことがあったから、特に思った。

 例えば、忙しくて寝れていないとかご飯食べられていない、みたいな状況が推察される場合。
普段使われていない、気力余った母性が総動員され推しを我が子のように心配してしまうけれど、寮母にでもならない限りその心配は解消されない。(某ドラマ)

ある日、推しからプラメ(個人から発信されるメルマガです)が1週間以上来なかっただけで、いつもマメだからこそ「忙しくて大変なのかな…ゆっくり休んでね…休みある…?」と心配になった。こんな時に、何も出来ない。オタクは無力だ。

他には、どうでもいい炎上や流れ弾で世間の批判を喰らっている場合。自分1人で誹謗中傷の処理は出来ない。

私は権力者じゃないので推しに冠番組を持たせることも、出場権もない。完全にone of them、大多数のオタクの1人であり、1人では何にも出来ない。無力だ。最近何やら自分の推しグルの売り方が気に入らなくてオタクの声を反映しろみたいなポストを見かけるが、ちっとも共感できない。お客様は神様じゃないし、オタクも神様(絶対的な存在)ではない。
推しの、「みなさんのおかげで僕(私)たちがあります」みたいな言葉を額面通りに受け取りすぎというか、だからと言ってなんでも物申して良い訳ではない。

こんなに推しのことを第三者のことを一生懸命考えている時点で、推しに生かされている(生き甲斐というと重たいが、毎日を楽しく生きた心地にしてくれるエッセンス)とも言えるし、推しに狂わされている(沼的な意味で)とも言える。

私がオタクだからかもしれないが、社会人になってから推しが出来た人もいるし、コロナ禍になって人生初の推しが出来た人もいる。みんなみんな、推しに生かされている。

そうやって、当事者たちはめちゃくちゃ楽しく生きているのにネット上に生息する所謂ミソジニー達が、推し活にハマる出産適齢期で子無の女性たちを「本来ならば子に注ぐはずの愛情や母性を推しに注いでいるバカな奴等」みたいに言っている呟きを偶然目にしてしまった。

仰っている理論(母性を推しに使っている)というのは一部認めるものの、それは女が子供を産むべきと思っている差別ですし、自分の機嫌を自分で取って大人でしょ、何が悪いの?あなたはさぞかし人に誇れる立派なご趣味があるんでしょうね、と言い返してやりたくなった。

そもそも、こんな国と世の中で、誰が子を一切の不安なく産めると思う?(飛躍)(子供がいる同世代家庭は超尊敬です。)

この世界で、冒頭みたいな純粋であったかい気持ちを与えてくれるのがアイドルなのよ。そんな素晴らしい存在に出会えただけで、本当は損得ではかりたくないけど、人生得した気分なの。

これだけ熱量高く文章を書いている時点で、やっぱり狂っているかもしれません。2023年秋の、推し日課。

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