私は「トランスジェンダーがフラワーデモに参加すべきではない」とは言っていませんし、男性がデモでリーダーになろうとしないでほしいと述べています
遠藤まめたさんはさすが、特権を振りかざすのがとてもお上手なようで、男性が女性の声をいいがかりで封殺しようとしている構図に私は大変頭に来ています。
私は「トランスジェンダーはフラワーデモに参加すべきではない」と言っているわけではありません。
性暴力への反対を表明するデモでトランスアライのプラカードを増やすというのは、デモのテーマとは全く関係のない主張をデモですることではないのか? それを男性であるまめたさんが提案するのは、なおさら「女性たちの運動を乗っ取る形」になってしまい、よくないのではないか? ということを述べているのです。
私は女性が声を上げるためのデモでは、あくまで男性はメインになろうとすべきではないと思っています。わざわざ男性にリーダーになっていただく必要はありません。私たちは自分たちで声を出せるし、男性にリーダーになっていただかなくては何もできないような、劣った存在ではないからです。
それを踏まえた上で、男性はあくまでサポートにまわるべきだと思う。それがトランスだろうとシスだろうと関係なくです。
私はトランスジェンダーや男性が自身の性被害について語ることを問題視はしませんが、トランスジェンダーや男性がやってきて「デモの趣旨とは関係のない主張をすること」に関しては反対します。それは運動の乗っ取りだからです。
そして自身の被害についての告発以外で、男性やトランスジェンダーがメインになろうとするのはよくないことだと考えています。女性たちが声を上げるための場で、わざわざリーダーになりに来ないでください。いい加減にしてください。どこまで私たちを見下せば気が済むのですか?
きっとこの発言に対して、彼らは「フラワーデモは女性のためのデモではない」とうそぶくでしょう。ですが性犯罪に関して言えば、被害者のほとんどが女性となっています。もちろん日本の法律では少し前まで男性がレイプされても犯人を強姦の罪に問うことはできませんでしたが、たとえば男性がレイプされた場合でも罪に問えるアメリカでは、レイプの認知件数は女性3に対して男性1の割合です。日本でも強制わいせつに関しては男女別の認知件数の統計があり、平成26年には女性7186人に対して男性214人です。性犯罪には暗数があるとはいえ、被害者の多くが女性であることは疑いようがありません。
そんな中、男性がフラワーデモで大きな顔をするということはどういう意味を持つでしょうか? 加害者属性である自分を顧みることはまったくないのですか? いくらなんでもありえないのではありませんか?
そうして、これもまた「ハラスメント」と捏造するのですか? 私が言ってもいないような「フラワーデモに来るなと言った」などということを捏造して叩いたのと同じように。
女性たちが立ち上がった場で、自分たちの主張をがなり立てる男性を批判したことで、なぜ女性の側が非難されるのでしょう? 私たちはどこまで搾取されるのですか?
いい加減にしていただきたい。男性はフェミニズムへの関わり方をよくよく考えるべきだし、男性はあくまでアライになることはできても当事者になることはできない立場であることを弁えるべきです。これはトランスジェンダーへの批判ではなく、男性への批判です。いい加減にしてください。女をこれ以上馬鹿にしないでください。
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