一般的な24卒就活の実態「」(1)

2023年の3月1日に就活が解禁してから、約1ヶ月が経ちました。24卒の大学3年生は、将来に対する不安と、周りの友達の動きと、親やバイト先の人たちとの何気ない会話の中で、「シュウカツ」という言葉が、必ず脳裏によぎるようになりますよね。。インスタの検索画面は頼んでもないのに就活の攻略法ばかり、Twitterを見ればコロナ以前に書かれたような就活での「当たり前」を、擦り続けて投稿し続けている謎の人たちばかり。ネットで少しでも就活関連の検索をかければ、過去の先輩たちは、みんな絵に描いたようなガクチカを持っていて、自分にはなにもないことを再認識させられる。。

さて、24卒は、2020年に入学した代になります。遅いところだと(私がそうでしたが)まるまる二年間、オンラインでの講義参加を余儀なくされ、対面授業がちゃんと走り出したのは去年の四月、なんて世代でした。本当の意味での大学オンライン世代です。

ここからは自分の心境を交えながら、月ごとの実態を書き殴っていきます。

4月。ちゃんと大学に通えたのは三年生からかぁなんて考えてたら、もう就活の時期が来てました。ガクチカなんて、サークルも部活もしてないのにあるわけないじゃん?って思っていたら、いつの間にか、自分の中の将来やりたいことをなんとか絞り出さなきゃいけない時期が来てました。

5月6月は、とりあえずよくわからないから、大学の企業説明会だったり、就活の流れを説明してくれる説明会に参加して、そのあと友達ともうやらなきゃかー!まじかー!俺は働きたくないー!なんて会話をするのがお決まりだった。ただ、、不安な気持ちを共有してました。

7月、8月になり、サマーインターンには絶対行ったほうがいいと言う人と、あれは採用と関係ないから俺出てないよって言ってた人がいたことを思い出して、結局不安だから何社か適当に、受けてみたりしてみました。サークルも部活もしてないため、仲のいい先輩どころか、一つ上の大学の先輩と話したことすらないから、なにもわからない。ネットの情報を鵜呑みにするしかなくて、胃が痛くなる日々が続く。遊んでいても、もうそろそろ始めないとななんて考えちゃう。

9月になって、大学が始まると、実は長期インターンをやっている人とか、海外旅行行ってた人とかと会うことになり、またまた自分のことが情けなくなる。なにもやってないじゃん。自分ってなる。

11月から12月にかけて、秋冬のインターンは、絶対受けたほうがいいと言われて、なんとなく何個か、受けてみるけど、インターンなのに録画面接??インターンなのにこんな量のES出さなきゃいけないの??ってなる。

そうして、年が明けます。1.2月になると、授業もなくなって、本当に就活をしなきゃいけなくなります。3月にはなんだかよくわからないけど、解禁?されるらしいから、それまでに流石になにか興味のある業界くらいは見つけとかないととなります。でも、家から出なくなって、友達と会わなくなって、二年前のコロナ禍のオンライン授業時を思い出して、軽くみんな鬱になります。この時期になると、ある程度ESにも慣れてきて、書けるようになる人もちらほら出てくるかな?でも、まだまだ不安は増すばかり。。

3月。流石にバイトは減らさないとな、本選考が始まって、やるしかないことになります。周りの人の中には、もう早期で内定もらってる人が出てきて、、どこでそこまで差がついたのか分からないうちに、もうすぐ大学が始まってしまう。確かにやりたいこととかないけど、譲れないものとか将来考える漠然としたこんな会社の方がいいなというのは出てくる時期。これをどうにか形にしないとな。。と思いつつ、、友達になんて就活の話するしか無くなっちゃうから、怖くて会えず、、、。そんな3月。

こんな感じで、この世代は、ほとんど大学での経験がないです。確かに活発な人とか、社交的な人だったら、サークルとか部活に入ってそれなりの大学生活は送れてたのかもしれない。でも、大半の学生はこんなものです。縦のつながりもないし、面接は全部オンラインだし。カメラ越しでなにがわかるねんって思うけど、カメラ越しだからこそカンペを貼ったり、交通費が浮いたり、1日に何社も受けれるって利点もあったりするので、そこはどっこいどっこいなのかな?と。

次は、もっと個人の24卒の実態を書こうと思います。



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