女性鍼灸師、PMS(月経前症候群)と向き合う。
20代の頃はPMSがひどく、
生理前になるとイライラして誰とも話したく無いし 自分の中の何者かが大暴れだしそうなのを頑張って引き留めているような感じだった。
生理が2.3ヶ月来ないこともよくあり
あまりに不規則なので婦人科にいったこともある。その時に 大臀筋にブスッと黄体ホルモンの注射をされたことは今でも忘れられない。
痛かったし、恥ずかしかったことよりも
打って30分くらい後には いつものイライラが消えて いつもの自分自身をとり戻していたのだ。
あんなに、イライラしていたのは ホルモンが少ないせいだったのね。と納得した出来事だった。
29歳で1人目を出産してからはPMSも軽くなった。2人目を出産後はまたまた、崩れ精神的も不安定になり無排卵症になった。
それでも、だんだんと子育てが楽になり
自分の体調が整ってきた37歳。
自分自身をもっと 透明な筒のような存在(体の中が不純物がなくキレイな状態)にしたいと思い 体質改善に取り組んだ。
その頃が1番 生理が軽かったと思う。
運動。
睡眠。
食事。
全てのバランスがとれて 体重も痩せて
体の中がキレイな状態であると自分でも感じでいた。
驚いたのが 経血がトイレにいけばでて
起きてる時にはほとんど出なくてなっていた。
もちろん、寝てる時もほとんど出ない。
トイレで力むとザーッと出るのだ。
昔の人はみんなそんな感じだったらしいので
本当にそんなことがあるだと 1人で納得していた。
PMSもほとんどなく 腰痛も下腹部痛もない。それが本来の生理というものなのだろう。
そして、44歳。
41歳で妊娠してから
妊娠中の爆食いのせいか
私の体は透明な筒では無くなってしまったが
PMSはそれほど強く無い。
しかし、何ヶ月かに一度はものすごく
イライラして、ちょっとしたことで
怒りが顔をだし
旦那にあたることもしばしばあった。
怒るだけではなく、不安感も強く 何か言われると責められてるような 気持ちになるのだ。
「トイレの電気つけっぱなしだったよ」とか
「掃除機かけておいたよ。」とか
「なんか、胃の調子が悪くて」とか
旦那にいわれるたびに
「私がつけっぱなしにしたんじゃない!」
とか掃除しないことを責められてるような
気がしたり ご飯を作っても食べない旦那にイライラMAXだった!
そんな時には冷静になって
「旦那はただ報告してるだけ。
私のことを責めてるわけではない。」と言い聞かせる。
だいたい、そんな風に思うのは生理前1週間からから10日である。
これでは、いけない。
旦那も可哀想だしと思い。
何かいい秘策はないかと考える。
ふと、お客様が豆乳を飲むと生理が早くくると言う方がいて 早く来ないために 毎日飲むのではなくて生理1週間前から飲むといいんじゃないですか?とアドバイスをしたことがあった。(そうしたら、丁度良く生理が来るようになったらしい)
体は人間の知恵で少しはコントロールできるのだ。
豆乳のイソフラボンが女性ホルモンに似ているので、生理をおこすのに擬似ホルモンとしての役割を果たされると思う。
とにかく PMSは女性ホルモンが安定供給されてないことが問題なのだ。
最近では、カレンダーをみてそろそろかな。
と思ったら だまって鉄分をとったり イソフラボン(豆乳)をとったりしている。
そうすると、3日くらいでいつもの自分に戻れる。
大切なのは 自分を俯瞰してみること。
それに対処することだ。
「世界を変えるには、まず家に帰って家族を愛しなさい」byマザーテレサ
自分が平和であれば家庭を愛することができる。そしたら、世界平和にもつながるのだと思う。
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