【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう_薄桜鬼_狂咲鬼哭_04

 欲望を叶える道具として。それは、男性器を備えていれば、もはやだれでも良いという清々しいまでの愚かさで。
「千鶴、我が妻よ」
 風間は千鶴に向かってゆっくりと頷いた。
 そう、誰でもいいならそれでいい。そんな些細なことであり、風間千景にとってはどうでも良いことなのだ。
 散々矜持を打ち砕かれて半ば自暴自棄になった思考は、一気に欲望の炎を着火させて、自らの着衣に手をかけるまでに至った。
 その場で裸体を晒して、凶暴にいきり立つ男根を女鬼二人に見せつける。
 ずっしりと重そうな陰嚢に、経験が浅いことをうかがわせる綺麗な肌色の肉茎。頂にある亀頭は毒茸のように傘を張り、鈴口から尿とは違う透明な液が垂れ流されていた。
「あ……あぁっ」
 予想に反した極上のご馳走に、半ば蕩け切っていた千鶴の意識が浮上した。
 逞しさと初々しさと凶悪さを兼ね備えた男根に、自身が犯される様を想像して、子宮がきゅんと切なく疼き始める。
 あぁ、風間さんの魔羅、とても美味しそう……。
 当初は彼の幸せを願っていた。穢されつくされた自分には過ぎた存在だと。
 風間千景は、彼に見合う女鬼と生涯を共にし、自分のことは忘れて欲しいと切実に願ったいたのだ。
――先刻までは。

つづく

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