【書き出し用】年単位で放置された18禁_二次創作の続きを書こう_薄桜鬼_狂咲鬼哭_06

 目の前に光が差して意識が引き戻される感覚、思い出さないように記憶の彼方へ追いやった過去の感傷と血の匂い。
 とても大切だった。だけど手放してしまったものが、自分の奥底にまだ残っているような。

「風間千景! いい加減、去りなさいっ!」

 現実を突きつけようとも一歩も引かない風間に、千姫の声は焦りと無数の棘が帯びる。臨月の腹を抱えながら、千鶴の後ろを犯し続ける腰の動きが鈍くなり、下腹部に月経時の鈍痛に似た気怠い痛みが走り始めた。このままでは危ないと危機感を募らせつつも、陰核に感じる甘い痺れと千鶴への執着心、風間への対抗心が千姫をじりじりと追い込んでいく。――こんなのイヤよ!
 認めない。自分がどんな思いで千鶴を手に入れたのか、未来へ歩もうとしている千鶴の心を折り続け、尊厳を壊し、風間への思慕を踏みにじってきたか、自分のしてきたことのすべてが、この二人の前座になるなんて、そんなこと許されない。
 ちゅうぅ。
「あっ……、ふぅっう」
 千姫は後ろから千鶴の乳首をこりこりと摘まみ上げて、同時にうなじをペロリと舐める。舌に感じる千鶴の汗の味に、硬く反応する敏感な乳首を執拗にこねくり回すと、桜唇からかすれた声が出た。

つづく

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#二次創作
#風間 ×千鶴×千姫


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