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五情に触れる

こんにちは^^ 栞子cacoです
平日は、会社員
休日は、心と体のセラピストをしています

暑さゆえの突然の豪雨、雨の量も半端ないのですが、降った後の嫌な湿気感、息苦しく感じます。
無理をせず、快適を保って過ごしていきましょう。

さて今回は、タイトルにあるように” 五情 "について触れたいと思います。

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冒頭でお話したように、息苦しさや不快感、いつもより感じている方も多いのではないでしょうか。

病は気から・・・という言葉にもあるような、心と体の相関をお話していきます。

「身心一如」しんじ(し)んいちにょ と読みます。
肉体と精神は一体のものという仏教語です。
心身、とも書きますね。

それでは、
肉体だけでなく心(感情)のバランスも大切ということを、みていきます。

五行説による「五情」では、人の感情を「怒、喜(笑)、思、悲(憂)、恐」に分類し、過不足なく・バランスが取れている=「中庸」としています。

木 の感情

怒りの感情「怒」は、イライラやストレスに関係する五臓の「肝」です。
「怒」が強いと、「気」が上昇して「肝」の働きを高ぶらせ、怒りっぽい・落ち着きがない、イライラや生理痛、肩こりなどが重くなる傾向にあります。

★PMS、そんな風ではありませんか?
月経量は、1周期で20~140gと言われています。
貧血を自覚していなくても、鉄不足を意識し、効率よく吸収できる” ヘム鉄 ”の食材を選びましょう(レバーや赤身肉ですね)。 

火 の感情

喜びの感情「喜(笑)」は、「気」を巡らせ、体を適度に緩ませる働きがあります。

五臓での「心」。
「喜」の情が行き過ぎて「心」が乱れると、物忘れが増えたり、不眠が続く、不安や動悸、息切れなどの症状が出ます。
「気」が下半身に停滞し、むくみが出るのも「心」の弱りです。

★むくみには、利尿作用のある食材を取り入れると良いですね。


土 の感情

五情で、体の重さは「考えすぎで、念(思)の巡らせすぎ」とみます。
五臓では「脾」を弱らせます。
思い悩む性格、だるさや重みがあるのは、「思」の情が行き過ぎています。
消化不良、体の水はけが悪い場合もあります。

★発汗を促す、軽い運動・ストレッチを習慣化しましょう。


金 の感情

悲哀の感情「悲(憂)」は、気の落ち込みが度を超すと、活力を失くし、五臓の「肺」を弱らせます。
「肺」が弱ると、喉の乾燥からの咳き込みが顕著です。
湿潤機能が衰えるので、肌荒れ・ひび割れのほか、便秘にもなりやすいです。

「悲」の情は、気が済むまで涙を流すなど、うまく使うことです。
泣く、という行為は、悲しみの感情というストレスの解消にもなっています。

★泣ける映画を観たり、意識的に涙を流すことを生活に取り入れている方もいます。デトックスの1つですね!
あなたの” 泣けるとき ”は、どんなときですか。


水 の感情

恐れの感情「恐」は、窮屈に感じたり、閉塞感で、五臓の「腎」を弱らせます。
「腎」が弱ると、無意識にボーっとしている時間が増え、外界と離れてしまうことで周囲に気づかず、
突然驚く、びっくりした! というようなことが起こります。
「腎」は泌尿・生殖器系なので、生育と密接に関係してきます。

★第一に、体を冷やさない! 
特に今時期(真夏)は、冷えた部屋で冷たい飲み物が増えます。
時にジンジャーティー(チャイとか良いですね~)  にするなど、意識してみてはいかがでしょうか。

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感情のバランスをとって「中庸」=「健康」でいましょう!

「五情」を見ると、心と体の相関が見えてきたことと思います。

栄養素のバランスを考えながら献立を考えるように
感情・心も同じように、心の栄養を思い、バランスをとっていきましょう^^

毎日の食卓も栄養満点は続きません。
心も毎日栄養満点ではありません。 

「ほどほど」 覚えておいてください^^


ここまでお読みいただき ありがとうございます

よき日を お過ごしください。
それでは~🖐



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