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風刺画から見る中東情勢 #12
今日、2019年9月17日はイスラエル総選挙の日です。ネタニヤフ首相が続投できるかどうかが決まります。
ネタニヤフは2019年4月の総選挙で勝利を収めましたが、期限内に連立内閣を成立することができなかったため、今年の9月に再選挙が行われることになったのです。
ネタニヤフは選挙を控えた今月10日、自身の続投が決まればヨルダン川西岸のパレスチナ自治区の一部を、イスラエルに併合すると強硬方針を表明しました。もしこの公約が実現すれば、「パレスチナ独立国家」の樹立は絶望的になります。ネタニヤフは「選挙のために和平を犠牲にした」のです。(参考:「”ネタニヤフ時代の終焉”が現実味、イスラエルのやり直し総選挙」WEDGE Infinity)
上記リンクの記事は非常に勉強になります。
選挙のためにパレスチナとの和平を犠牲にしたネタニヤフを批判したのが次の風刺画です。
この風刺画のタイトルは「選挙ショー」です
イスラエルの国旗の前で、目隠しをしたまま、平和の象徴である鳩に向かってナイフを投げつけるネタニヤフ。そしてそれを見て笑う聴衆(国民)。
パレスチナ人にとってみれば、一体何が面白いというのか、、。
そんなパレスチナの命運を握る選挙結果は、明日18日午前(日本時間)に明らかになります。
要チェックです。
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