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中国アイドル初心者おばさんのLay Zhangファンミレポート

LAYたまとわたし

2024年2月25日東京国際フォーラムホールAで開催された张艺兴(Lay Zhang、LAYたま[通称ではない。わたしが勝手に呼んでるだけ])の日本初単独ファンミーティング「Lay Zhang’s First Fan Meeting in Japan BURNING HEART」に行ってきました。Beforeファンミは「ちょっと好き」くらいだったのが、Afterファンミには「だいすき!」になり、終了後1週間たってもくそデカ感情おさまらず、ひとまず心の冷えピタとしてnoteに感想をしたためることに。中国アイドルおよびLAYたまの情報は不正確なことがあるかもしれませんが、初心者なので大目に見てくださいませ。

2021年に中国ドラマ『陳情令』を見て中国ドラマ・中国アイドルに沼落ちしたことは横店個人旅行記でも書いた通りなのですが、『陳情令』沼落ち直後に「这!就是街舞」という中国のストリートダンスバトル番組にもどハマり。
推しの王一博が出てたからというのが一番の理由で、ちょうどそのシーズンに日本人ダンサーの出演者が多く、YouTube配信に日本語字幕が付いていたのがこれ幸い。その番組にいーぼと同じくダンスチーム・リーダーとして出演していたのが、今回日本でファンミーティングを開催したLAYたまなのでした。
最初はどんな人なのか全然知らず、かわいいキャラのわりにごっついダンスを踊る人だな(いま思えば最初のギャップ萌え)くらいの印象。ところがところが、自分のチームが劣勢で会場全体が負け戦モードな時にさりげなく先陣切ってバトルに乗り出していく(そんで当然のように勝つ)超絶イケメンムーブに完全にやられることに…。
何それ…かわいいのにかっこいいとかズ、ズ、ズルい…!(瀕死)。
そこから本推しとは言えないけど、「やや推し」くらいでわたしとLAYたまの関係(一方的)は続いてきたのでした。
さてさて、それではアイドル初心者おばさんのくそデカ感情にまみれたLAYたまファンミの感想をお焚き上げ!!

1.たいへん失礼しました!LAYたまがEXOだってこと忘れてた…

いきなり反省の弁から始まるのもアレですが、今回は本当にこれにつきる。本当にマジでごめん…( TДT)ゴメンヨー。コロナ禍スタート・タイ沼経由のアイドル初心者おばさんなので許してほしい…LAYたまがEXOだということをすっかり忘れていました。
EXOは、まだBTS前夜の2012年に韓国と中国でデビューした男子アイドルグループ。LAYたまはこのグループの中国人メンバーのひとりなのでした。その頃に日本でドームツアーやったくらいなんだから、その人気は推して知るべし…。
そんなLAYたまの実績は伊達じゃなかったわけです。グッズ買うなら、販売開始時間(14時)の30分前に到着すれば十分よねなんて考えが甘かった。販売開始30分前には文字通りの長蛇の列。恐怖で(行列苦手)ひとまず行列の先を見に行ったけれども、列が幾重にも折り重なっていて全長が見渡せない…。しかも1階の行列の先に2階の行列がある…どうやら1階行列の最前部にたどり着くと、そこからエスカレーターで2階行列の最後尾につかされるらしい…。
LAYたま、いやEXOのメンバーであるLAY たまの人気を甘く見ていた自分を責め続けること3時間、15分で50メートルしか進まないなかどんどんグッズが売切れてゆく。結局13時30分に列に並び始めてグッズが買えたのは16時過ぎ。とっくのとうにペンライト以外は売り切れ。それでも何かしら買えた喜びと開場まであと30分の焦りで、走ってトイレを済ませ今度は開場待ちの列に並んだのでした。
ファンミが始まってからも、EXOの曲が少し流れたりLAYたまがそれに合わせて軽くダンスを踊ったり、何かしらEXO要素が出てくると地響きのような歓声が湧き起こってびっくり。初心者おばさんアイでは8割くらいの観客がEXOからのファンなのかなという感じでした。LAYたまがEXOとして最後に日本でコンサートを行ったのが2015年(ネット調べ)?だとすると、9年ぶりの来日公演!これは昔からのファンは感慨深いでしょう。推しを9年待ち続けた皆さん、ほんと素晴らしい…✨ おばちゃん、尊敬しちゃう。

2.フルボリュームの2時間30分!!

開演前のアナウンスで本日のイベントは2時間30分を予定しているとのこと。ふつうのファンミだったらまあ長いほうかななんて軽く思ってたのが大きな間違い。
前半は歌とダンス(withダンサーの皆さん)で8曲も!後半にも2曲で全10曲!これはもうコンサートって言っても差し支えないレベル。ピアノの弾き語りや、リズムと複数の楽器をその場で録音してループ状に組み合わせ、それに合わせて歌うパフォーマンスなどクオリティ高すぎでしょ!ここでもLAYたまの実力やこれまで培ってきた経験を実感することに。これが群雄割拠の韓国エンタメ業界でもまれてきた成果なのねなどと、おばさんは勝手に感動。
後半は日本人だけど韓国語も話せる女性MCさんの仕切りで、ファンミおなじみのトークやクイズの時間。通訳は他にも同時通訳者の方が中国語と韓国語それぞれ一人ずついて裏でスタンバイしているもよう。もちろん全体の仕切りはMCさんなんだけど、LAYたまが通訳のタイミングをうまくコントロールしたり、MCさんの軽いミス(それでもファンにしてはちょっと残念な)を明るく指摘して、そのミスをLAYたま自身がフォローしたり。
つまり、この会のホストは自分で、ファンの皆を精一杯楽しませるんだという、LAYたまの責任感がひしひしと伝わってくるのです。
冒頭に少し書いたように、中国のダンス番組を見てた時ですらこのLAYたまの責任感の強さはなんとなく感じられたので、実際にこの目で見て実感しちゃったらそれはもうアカンわ。惚れてまう。
かわいくてかっこよくて頼りがいまであるんですよ。ちょっと盛り過ぎじゃないですか?ほんとに人間ですか?宇宙人ですよね?と気が動転してLAYたま地球外生命疑惑に陥る始末。
エンディングではファンからのビデオメッセージが流れ、EXOの時から今になっても変わりないファンの愛情に涙ぐむLAYたま…( ノД`)オバチャンモモライナキ。
EXO時代からの日本語曲「時ヲ止メテ」を熱唱しファンミが終わったのでした…。
と思ったら、そこからLAYたまによる1階席全通路練り歩きスタート!!!おばさんは1階席の最後列席だったので、まさかここまで来ないでしょとタカをくくってスマホの準備をしてなかったのが本当に悔やまれる…。通路の端っこまでしっかり来てくれたもんだから、最短距離で3メートル!いやーほんとに宇宙人だったわ!!あーー、綺麗な人ってほんと素晴らしいですよね~。

こんなポンコツ写真しか撮れず…でも後ろ姿も美人さん✨

実をいうと観客席に降りてくるのはファンミ中盤にも1回あったので(その時は1階と2階を小さくぐるっと回っただけ)、もう今日は観客席に降りてこないかなと思ってました。責任感とおもてなしの宇宙人、それがLAYたま。絶対に忘れない。

っていうか、このフルボリュームのファンミが一律¥12, 800って安すぎじゃないですか?だって東京国際フォーラムのホールAで、MCも同時通訳者(2人)もダンサーも込みこみなんですよ?いま超円安なのにLAYたまちゃんと収益出たのか、変なところで心配になる。
これまで参加したファンミは、一般でも¥15,000くらい。握手や2ショなどの特典付きだと¥20,000超えてくるくらいがファンミの相場だと思ってたのに…ファンミの値段って何で決まるのかな…。


ファンミに行ってみた感想

以下はおばさんの戯言なので、まじめなファンの皆さんには顰蹙ものだと思うんですが、どうぞご容赦くださいませ。
正直に言うと、ファンミ前は「ちょっと好き」くらいだったLAYたまへの思い。もちろんLAYたまは自分内推し1位ではなかったし。
ところが!ファンミ終了後あれよあれよという間に…

2024年3月1日現在の自分調べ・自分脳内推し比率

この3年間不動の1位だったいーぼが押されている!LAYたまといーぼが拮抗してる!おばさん脳内でLAYたま戦国時代が起きているもよう。いーぼ、早急に日本に来てくれないと推し変が起きてしまうかも…。
いや、でもそれくらいLAYたまファンミは楽しかった!本当に心から楽しめて充実した2時間30分でした!ありがとう、LAYたま!!
このファンミ大成功の要因は、何度も言うように韓国エンタメ業界で鍛えられたLAYたま自身の経験と実力かなあと。観客、ファンにどう楽しんでもらうか、それを真剣に考えてパフォーマンスに昇華させてるように見えた。そうじゃないと、弱肉強食であまたのスターがいるK‐POPアイドルの世界で生き抜いてこられなかっただろうなとも。
今回ファンミに行って心から感じたのは、「この人を推していてよかった」と思えることが、ファンにとってこの上ない喜びであるってこと。これはファンからの一方通行な思いだけではなかなか成立しにくいのでは。コンサートやファンミーティングのように、推しのファンに対する思いを直接感じ取れるような機会があって、さらに思いのこもったパフォーマンスがあってこそのもの。アイドル沼初心者のおばさんは、LAYたまファンミに行くまでこのことに気が付けなかった(鈍感なだけか)。
あと、おばさん実感では観客の1/3くらいが海外ファンだったような。その海外ファンの皆さんが、日本人の苦手な声出しをすっごいがんばってくれたのがほんとうにありがたかった…これまで参加したファンミで、観客からのレスポンスが少なくて(コロナのせいでもあるけど)がっかりしてるアイドルをちょいちょい見てたので。せっかく来てくれたんだから、演者にも楽しくパフォーマンスしてほしい。声出しが苦手な日本人ですみません!次回ファンミでは「Call My Name」(LAYたまの持ち歌)で大きな声で「张艺兴」と叫べるように精進してまいります。

今回のファンミ前に日本ファン向けの公式アカウントも開設されて、これからはアルバムの発売ごとに日本に来たいと言ってくれたLAYたま。脳内推し分布がファンミ開始前と比べて激変したおばさんは、次回も次々回も必ずLAYたまに会いに来ることを固く誓ったのでした。
おしまい (^^♪

ここまで、アラフィフおばさんのくそデカ感情お焚き上げにお付き合いくださり、ありがとうございました。情報の間違いなどありましたら、コメントでお教えいただければ幸いです。

追記:おばさんファンミ忘備録

・グッズ購入は整列開始の(販売開始ではない)1時間前に来て並ぶべし。そこから2時間並んだとしても、ちょっと歩いて止まってを3時間繰り返すよりは、止まって動いてのほうが足腰に来ない。動かないときに座れる椅子も持参しよう。
・アイドルはいつ近くに来るかわからない!いつでも写真を撮れるようにスマホはつねに準備しておくこと。あと、スマホ写真撮影技術も磨くべし。


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