仕事帰りに仕事のことを考える。
今日は3日ぶりに日付が変わらぬうちに帰宅した。さっそく将棋の棋譜並べを一局やって、一日の残りが30分となったので、慌ててnoteを開いている。
この週末も締め切りに追われている案件が複数あるし、仕事で外出もする予定もある。
数カ月前から予想はしていたこととはいえ、急に多忙な仕事生活となっているのだ。
僕は、20代の頃に信じられないくらいに残業したこともあるが、30代40代とそれほど無理はしてこなかった。比較的早く管理職になれたこともあって、自分の労働時間を管理することができたからである。
ただ、暇だと思ったことはなく、常に複数の案件を並行して走らせていたし、何より夜の会合が多かった。割と早めに仕事を切り上げたとしても、夜の付き合いがそれから始まり、結局帰るのは日付をまたいだ後になったりする。
仕事量はセーブできても、人付き合いに時間を費やしていたので、労働時間では計測できない忙しさがあったのである。
今は単純に仕事量が多い。次から次へと押し寄せる締め切りに追われ、今すぐにやるべきことも山積していて、明日に仕事を持ちこせないのである。
よって、終電を気にしながらの仕事になるし、日中もご飯を食べる時間の確保がやっとという状況となる。
ただし、逆に夜の会などに参加する余裕がないため、素面(しらふ)で家に帰って、せいぜい棋譜並べを数局して寝るだけということになり、比較的体は元気だったりするのだ。
仕事は忙しいが、酒席で体力をすり減らさないことで、案外調子のよい日々となってしまっていのが、何とも皮肉めいた話である。
もちろん、藤子Fノートを執筆する時間が取れないことは痛い。藤子作品のレビューを書くことは、完全に仕事から離れた趣味の世界であり、趣味の時間が減ってしまうのは、少々元気が出ないところではある。
とは言え、今の仕事のゴールは明白に見えており、泣いても笑っても残り数週間で、目の前に立ちはだかる壁を越えてしまう。
そうすれば、仕事量もグッと減って、趣味の時間も増えていくことだろう。ただし、時間ができた分、酒席と酒量が増えて、逆に体力を削られてしまうかもしれない。
仕事が無い方が疲れるという、世にも不思議なお話なのである。
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