年齢を重ねた人こそ、知識を貪るべし
小学生の息子が塾に通い出し、猛烈に知識を増加させている。
つい最近まで、自分の名前の漢字が書けないとか言って泣いていたのに。
子供の成長スピードを間近に感じると、自分がいかに停滞しているかが、如実にわかってしまう。
停滞どころか、下手をすれば、後退している可能性すらあるわけで。
もう間もなく50歳の大台に届くが、年を取るごとに成長は鈍化しているという実感がある。
もちろん、このままで良い訳がない。
だって、人生まだまだ長いんだから。
積極的に新しいことを取り込んでいかないと、簡単に何もできない人間になってしまうような気がしてならないのだ。
最近どこかの記事で読んだのだが、年を取ると栄養の消化吸収の効率が悪くなるので、高齢者は粗食で良いと言うのは間違っているという。
かと言って、食事の量を増やすのは現実的ではないので、高カロリーの食べ物を積極的に採るべきだというのだ。
この記事の内容が正しいのであれば、これって、頭脳の栄養(=教養?)についても同じことが言えるのではないかと思う。
年齢を重ねれば重ねるほどに知識の吸収力が落ちているのだから、密度の濃い知識を貪る必要が出てくるということではないのか。
子供たちは、まるでスポンジのように知識を吸収していきます。つまり成長期なのです。
50歳に迫る僕は、成長どころか、停滞から後退の危機に瀕している。
そういう事実をきちんと認識した上で、高カロリーな知識や考え方などを取り込むべきなんだろうと思うのだ。
高カロリーの知識って何だ? という話もあるが、何はともあれ、歳を取った今だからこそ、知識の吸収には貪欲でなければならないのだと、強く危機感を抱くのでありました。
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